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そこに痺れる憧れる

サクラサイドはこれで終わりです。

反撃を開始する。

しかし、さっきの振りは私の中でも一番のいいのが出たと思う。

残念なのは、まだ体に痺れが残っているのと手に持っているのがプラスチック製の軽い箒であることだろうか。

今までのただなんとなく何十回も何百何千と振っていた素振りと全く違う感触だ。さっきの振りで何か私の中で嚙み合った感じだ。今なら誰にも負けないような気分だ。


さっきまで意気揚々に自慢していた先生の顔が急に変わってきた。ひどく怯えてまるで私のことを化け物でも見ているような感じだ。

何やら凄いらしい棒もさっき叩き落としてやった。せっかくなので箒ではなくこちらに持ち替える。

重たく感じるが振り回せないほどではない。


そして何にもなくなった先生は、もはやただの案山子だ。


「来るな!いいのか!俺は教師だぞ!偉いんだぞ!それに俺の父親は教育委員会会長なんだぞ!お前が能力者であろうとも消せるんだぞ!」


さっきからうるさい案山子だ。座り込んでしょんべんを垂れ流している。

見逃してもテツくんのボイスレコーダーを届けるのに支障はないだろうが、やられてただ黙って受け入れるほどお行儀がいいわけではない。

テツくんもきっとこういうだろう…


「やられたら千倍にして返す…」


私は先生自慢の棒を先生の股間の棒に当てることにした。


「待て!そんなことしたら死んじゃう!絶対に死んじゃう!生きていても重症だよ!頼む!何でもするからやめてくれ!先輩には言わない!金ならいくらでも渡す!だからやめてくれ!」


「遺言はそれだけ?じゃあね。私、忙しいから…」


「ま、待っ…」


バチッ


-------------------------


SⅠⅮE ???


感電のかなりの高音の音が教室に響いた。そしてそこで痺れて痙攣する先生がいる。

電気とは皮膚が乾燥しているか濡れているかで電気抵抗がだいぶ違う。

尿を流している部位に電気を流したことで、より電気の通りもよくなったのである。

もちろんサクラはそんなことはわからずやったのであろう。

もっと時間を掛けて電気を流していたら死んでいたかもしれないが、短時間で終わったため生きていたのだろう。だが、これが幸か不幸かはわからない。

陰部には熱傷が残り、痛みなどで予想以上の痛みに襲われるだろう。

そして筋肉が痙攣を起こし、神経が麻痺し動けなくなってしまう。呼吸も苦しくなり、ここから呼吸が停止し死ぬ可能性も低くはない。

これが電流が多きいほど時間が長くなる。設定をいじらなければこんなことにならなかったのだろうまさに自業自得だ。


「だが…やりすぎは良くない」


俺はそういい、動けなくしたサクラから、ポケットのボイスレコーダーを抜き取った。


「勝利の余韻に浸るのもいいが…こうも簡単に不意を突かれたらまだまだだ…」


聞こえているのかわからないが、サクラに聞こえるように言った。


「しかし、よくここまで頑張ってくれた…君の行動は仲間から逐一報告するよう頼んでいたから…君の頑張りは知っている。きっとテツも喜ぶだろう。だが、子どもの時間はここまでだ。ここからは大人の時間だ。安心しろ後はうまくやる…






これでも一応は…俺は()()()()()()()()()


その後の仲間の報告


師匠「え、テツ…行方不明なの…」

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