春休みってあまり思い出がない
帝都周回で投稿が遅くなりました。
6月24日は誕生日なので誰か祝ってくださいorz
さて、まずこんな状態になった経緯を説明する。
あれは、無事小学校を卒業して春休みに入ったことである。
「実はテツ…お父さんとお母さんは仕事で外国で魔獣退治をしないといけなくなったんだ」
魔獣。実はこの世界にも魔獣と呼ばれる生物がいる。
しかし、一般的に考えられる魔王の召喚したものとか魔石を持ってるとは違う。
この世界では能力を使える生き物を魔獣と呼んでいる。
また、魔獣は生き物全般指すので、虫や植物も能力があれば魔獣扱いであり、
電気を放つウナギも魔獣扱いするのである。
生き物が能力を持っているのは様々な説があり、
一般的な考えは獣化して心まで獣になったもの。また、完全に獣になった能力者が動物とハッスルしちゃって、子どもを作ったりして能力者の血を引き継ぐ生物。
この考え方は父親を含め獣化を持つ能力者は反論したいが、長時間使い続けるとなりかけるらしく強く反論できないらしい。俺もあまり他人ごとではないな…。
あとは、能力者が能力で生き物に能力を与えたのではないかやどっかの研究機関や組織が研究サンプルを逃がしたかなどいろんな憶測がある。
面白いものでは邪神様の血を飲んだからなんてものもある。
次に両親は元軍人らしく元上司には転職の手助けや色々としてもらったらしく頭が上がらない関係である。今回の依頼も本当は受けたくないらしいがその元上司のお願いで渋々受けたらしい。
魔獣災害もいろいろあるらしくひどい時は爆発ネズミが大量に繁殖しそれの駆除なんてある。
今回はまだましな内容らしいが場所が外国であることから時間が掛かり、春休みはもちろん学校が始まっても帰れないだろうとのこと。そのため、2人が帰ってくるまでの間は俺は近くの親戚の家に預けられるらしい。
親戚は父親の兄貴の家である。直接的な関わりはほぼなくて1,2回あったことがある程度である。
俺的には、元大人なので1人でも生活は出来るのだが、両親は心配性なので仕方なくお世話になることになった。
ここまでは、普通、何も問題ない。ここから問題が発生した。
俺の父親の兄貴(叔父)はノーマルな人だが、かなりのエリートらしくノーマルの中ではカースト上位にいる人だった。
しかし弟(父親)は能力者であり、軍でも活躍し辞めた後も活躍する人気者であった。みんな弟だかり評価し叔父のプライドはズタボロになった。そこから叔父の能力者嫌いが始まり段々とエスカレートしていった。
そんなところに預けられた俺は悲惨な毎日で、飯は毎日一食、暴言暴力の当たり前。警察に相談しようも叔父も警察官でかなり重鎮。圧力でアウト(この後から飯が一食になった)。
学校が始まっても、教師は叔父の後輩っていうか子分で、この教師も能力者嫌いで何も変わらず、「能力者だからって調子に乗っている子ども」と周囲に説明して俺のいっていることは妄言扱いして放置状態。
これ、両親が帰ってくる前に俺死ぬんじゃないかと思ったが、予想は的中。
深夜に叔父が電話で俺を売り飛ばそうとしているのを聞いてしまった。やばいと思い脱走した。
なんとか園長に事情を説明し、両親が帰ってくるまでの間、園長の家でお世話になることになった。
園長マジで神!!
園長の家は子どもも独立し、夫婦2人の生活。
当分は毎日飯3食という幸せな日々を送っていた。
しかし、ある日園長の家で飯食ってると知らない男が入って来て、園長夫婦と口論の後殴り飛ばした後
俺は誘拐された。一応抵抗しようとしたけど後からどんどん人来るし、園長夫婦を人質にされたらどうしようにもない。
そこから俺の地獄が始まる。
お宅趣味がバレているので親戚にどのフィギュア送ればいい?と聞かれました。
邪ンヌで