女神ナギサ・カンナと
今後の予定が決まったので、とりあえず各自の世界に戻る。
(ツバキ・サオトメ)
さてと、楽しくなってきたなぁ。
色んな世界を行き来できるぞ。
そんな事で楽しみしていると、王宮から連絡がきた。
早速駆けつけるツバキ。
(ツバキ・サオトメ)
どうされました?
(ハイリヒ王国宰相 タナ・クラリス:女)
それが、森の中に歪みが見つかりました。
今のところ被害はなく、封鎖しているんですが……
(ツバキ・サオトメ)
この先は分からない。
分かりました、調査しましょう。
なぎささんにも連絡します。
という事で、セツナ・テレシアに連絡した。
連絡を受けたセツナ・テレシアは、すぐにハイリヒ王国の王宮に駆けつけた。
セツナも連れて。
(ハイリヒ王国国王 タケル・フランチェスカ)
ご先祖様方。
玉座から駆け下りてセツナ・テレシアの前に跪く国王達。
(セツナ・テレシア)
ツバキから話は聞きました、早速調査しましょう。
(セツナ)
今回はナギサ・エトワールさんはお休み。
大使の帰還でナニサカン星からギルド総本部に向けて出発しているから。
ナギサさんもロロア魔王国での用事がある。
(ツバキ・サオトメ)
という事は?
(セツナ・テレシア)
この3人で行こう。
安全マージンは取った方が良い。
(ハイリヒ王国近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト:男)
私のご同行もお許し願いたいのですが……
(セツナ・テレシア)
しかし、近衛の騎士団長は流石に……
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
副団長にカルナとカインが居ます。
シナノ家とアカギ家ですから、ご安心ください。
(セツナ・テレシア)
だからといって、ケインを失うわけにはいかない。
ヤマト家の存亡に関わる。
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
私には娘がおります。
娘も近衛騎士です、心配はないかと。
それに、団長、副団長は我ら三家でやっております。
(セツナ・テレシア)
なら、その娘さんは、最低でも副団長になれると。
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
そ、それは……
(セツナ・テレシア)
ならダメやん。
副団長に他家が混ざるよ?
今後の国家安寧は大丈夫か?
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
ううぅっ……
(セツナ・テレシア)
気持ちは嬉しい。
でも、まず先に考えるべき事は、国の安泰だ。
それを忘れたらダメだ。
せっかくのハイリヒ王国が傾くのは忍びない。
これからも国王を支えて欲しい。
私の子孫なら大丈夫と信じている。
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
分かりました、申し訳ございません。
ご期待を裏切らぬよう、支えてまいります。
(セツナ・テレシア)
ありがとう。
という事で、3人で行く。
(2人)
はい。
という事で、問題の歪みに行く。
(ツバキ・サオトメ)
不謹慎だけど、異世界に繋がって、異世界人が居れば良いかも。
(セツナ)
それも"ニホンのオオサカ"出身のな。
(セツナ・テレシア)
そうなると更に楽しくなるな。
一通り調査をするツバキ達。
(ツバキ・サオトメ)
やはり"異世界への入り口"ですね。
(セツナ・テレシア)
さぁ、どんな世界か楽しみだ。
そう言うと、3人は歪みに入って行った。
歪みを抜けると、そこは異世界だった。
(セツナ・テレシア)
魔法の確認だ。
(セツナ)
異常なし。
(ツバキ・サオトメ)
問題ない。
(セツナ・テレシア)
では調べるか。
【インデックス】
ほう……
(セツナ)
キルナ帝国とダノン王国、それに旧サンテ帝国は戦争に敗れてキルダン帝国になったと。
女神ナギサと女神の使徒ケインによる救済が行われている、か。
(ツバキ・サオトメ)
あっ、女神ナギサの本名?はナギサ・カンナ、"異世界からの転生者"?
うわっ、マジで!
場合によってはセツナ・テレシアさんと同じ立ち位置かな?
(セツナ・テレシア)
これは面白いなぁ、是非会おう。
という事で、女神ナギサ・カンナを探しにいく。
(セツナ)
うーん、同じような感じだけど、魔動車は無いね。
娯楽や調味料はあるみたい。
(ツバキ・サオトメ)
馬車も"ダブルウィッシュボーン"が採用されてるね。
貧民街もよく整備されてる。
(セツナ・テレシア)
さながら、女神ナギサ・カンナのお慈悲ってとこか。
これだけならすぐできるが、それ以上の発展はないな。
(ツバキ・サオトメ)
技師が居ないのかな?
学校はあるけど、どうなんだろ?
やはりお金か……
(セツナ)
治癒院は進んでいるけど、病院、老人院は無いね。
資金繰りの問題かな?
調査しながら見て回る。
教会に行ってみる。
(ツバキ・サオトメ)
ん?女神ナギサ・カンナのスケジュールかな?
(セツナ)
どうもそれっぽいな。
(セツナ・テレシア)
今は……ここ王都に居るな、会いに行くか。
(セツナ)
でもどこだろう。
(ツバキ・サオトメ)
教会に張り込めば会えないかな?
帰ってくるなら教会じゃない?
(セツナ・テレシア)
それな。
しばらく張り込んでいると、豪華な馬車、しかし貴族にしては質素な馬車が教会に入った。
(セツナ・テレシア)
多分アレだな。
(セツナ)
ある程度の形式美ですか。
(ツバキ・サオトメ)
でないと、区別がつかないですよね。
で、どういきます?
(セツナ・テレシア)
正面突破だ、堂々といこう。
そう言うと、3人は教会に行く。
(セツナ・テレシア)
女神ナギサ様はおられますでしょうか?
是非とも聞いていただきたい事がございます。
(女神の使徒 ケイン:ふたなり)
どうしました。
女神様なら、今、この教会におられますが。
(セツナ・テレシア)
セツナ教の神、セツナ・テレシアです。
(女神の使徒 ケイン)
・・・は?
(セツナ・テレシア)
と、言われています。
女神ナギサ様に謁見させていただきたく、参りました。
(女神の使徒 ケイン)
は、はぁ……少しお待ちを。
そう言うとケインは奥に行った。
戻ってきて、応接室に通される。
(セツナ・テレシア)
さほど豪華でない応接室、期待できるかもな。
女神ナギサ・カンナがケインと共にやってきた。
(女神ナギサ・カンナ:ふたなり)
ご用件は何でしょう。
セツナ教の神と言われているとか。
(セツナ・テレシア)
はい、色々ありまして、そう崇め立てられ祀られいます(苦笑い)
(女神ナギサ・カンナ)
色々と言いますと?
(セツナ・テレシア)
単刀直入に言います。
女神ナギサ様、貴方は"異世界からの転生者"ですね。
(ツバキ・サオトメ)
ボクは"異世界からの転移者"です。
高速をドライブ中、トンネルを抜けると……
(女神ナギサ・カンナ)
そこは異世界だった!
ツバキと女神ナギサ・カンナはハイタッチした。
(女神の使徒 ケイン)
なっ!
(セツナ・テレシア)
実は私達もそうなんですよ。
この世界ではなく、別の世界の。
(女神ナギサ・カンナ)
はあ?
(セツナ・テレシア)
私は今、新生サタルニア魔女王国という国の世界に居ます。
"転生"したのはハイリヒ王国の世界。
(セツナ)
ボクも同じね。
(ツバキ・サオトメ)
ボクはハイリヒ王国の世界に居ます。
(セツナ・テレシア)
もう2人、ナギサ・エトワールという者が居まして、彼女はナニサカン星ーギルド総本部の世界に居ます。
ナギサという者は、ロロア魔王国ードラコ王国の世界のロロア魔王国に居ます。
(セツナ)
で、ボク達はその世界を行き来できるので、5人で組んで色々やってます。
(ツバキ・サオトメ)
今回は、ハイリヒ王国の森の中で……
(女神ナギサ・カンナ)
熊さんに……
(セツナ)
出会あった♪って、おい!
(女神ナギサ・カンナ)
そのノリ、そのツッコミ!
(セツナ・テレシア)
5人とも"ニホンのオオサカ"出身です。
(ツバキ・サオトメ)
あっ、早乙女 椿さん忘れてた。
(セツナ)
あゝ、キシワダ出身って言ったけど、魂売った?
ドラコ王国に居ますね。
(女神ナギサ・カンナ)
何っ!
(セツナ)
渋谷の黒ギャルに憧れて、トウキョウへ。
しかしなれずにコスしていたと。
(女神ナギサ・カンナ)
トウキョウに魂売った!
(ツバキ・サオトメ)
だから、これぐらいツッコンで、ハイタッチだろうってのができない(ため息)
(セツナ)
いつも周りと一緒にズッコケでますよ(ため息)
(女神ナギサ・カンナ)
それはイカン!
(セツナ・テレシア)
今度2人で神罰やります?
(女神ナギサ・カンナ)
だな!重要事項だ!
で、どんなコスを?
(セツナ)
本人曰く、エロフと。
胸が無いから丁度良いとか吐かしてましたね。
(2人)
それ、エルフに謝れ!
(セツナ・テレシア)
ウチの嫁にエルフもダークエルフも居るんだぞ。
嫁がそれ聞いたら、数回は殺されるな。
殺しても生き返らせたら終わりだし。
(女神ナギサ・カンナ)
魔族居るんだ、良いなぁ……
(セツナ・テレシア)
という事で、時間があれば、遊びに来ません?
色々案内しますし。
それに手伝える事がありましたら、手伝いますよ?
(女神の使徒 ケイン)
それはありがたい申し出なんですが、女神様は3ヶ国を回ってお慈悲を授けています。
1ヶ所に留まれる時間は10日間、いつも移動している状態です。
それでも全ては救いきれません、当たり前ですが。
なので、とても時間があるとは……
10日間の間にも、炊き出しに勉強会への指導にと忙しくされてますし……
(セツナ)
うわぁ〜、ブラック企業も真っ青の忙しさ(汗)
(ツバキ・サオトメ)
何か手伝えないですかね?炊き出しとか勉強会とか……
(女神の使徒 ケイン)
ありがたい申し出ですが、3ヶ国は女神様の存在によって、均衡を保っています。
そのバランスを崩すわけにはまいりません。
(セツナ・テレシア)
そうか……そうなるわなぁ……
(ツバキ・サオトメ)
でも、有事の際ぐらいは……
(セツナ)
女神ナギサ様の召集に、神の使徒が集結した。
(女神ナギサ・カンナ)
そのストーリーは使えるね。
(セツナ・テレシア)
しかし、せっかく会えたんだから、これを渡しとく。
専用連絡口と指輪。
専用連絡口は名前の通り、ボクの居る新生サタルニア魔女王国のテレシア領のセツナ教教会に届く。
有事の際とかには駆けつけるから。
他にも遊びに来て良いとか、まあ色々。
指輪は同じく新生サタルニア魔女王国のテレシア領セツナ教教会に"転移"するから、遊びに来れそうなら来て、皆んな楽しみにしてるから。
(女神ナギサ・カンナ)
そうやね、せっかく会えたんだし、時間ができたらそうするよ。
(セツナ)
楽しみに待ってますから。
(ツバキ・サオトメ)
同じ"ニホンのオオサカ"出身ですしね。
(女神ナギサ・カンナ)
ありゃ、やっぱ分かる?
そうだよね、せっかくの同郷っぽいし、お茶ぐらいしたいよね。
うん、連絡するよ。
(3人)
ありがとう。
(女神ナギサ・カンナ)
ちなみにオオサカの?
(3人)
サカイ!
(女神ナギサ・カンナ)
だよねぇ〜!
同じだ!
(セツナ・テレシア)
万が一の場合は呼んでくれ、生き返らせに来る!
頼むよ、お付きの方。
(女神の使徒 ケイン)
はい、必ず連絡します。
(女神ナギサ・カンナ)
天界から現れし仲間が女神を蘇らせる……か。
なかなかドラマチックだね。
(セツナ)
更なる女神神話になりますよ。
でも、無茶しないでくださいね。
同じパターンで……
(女神ナギサ・カンナ)
天界より神軍の援軍か。
それも良いな、最高の演出やん。
(セツナ・テレシア)
だろ。
という事で、ツバキ達はハイリヒ王国に戻る。
(ハイリヒ王国国王 タケル・フランチェスカ)
ご先祖様方。
跪いて出迎えるタケル国王。
(セツナ・テレシア)
異世界への入り口でした。
念の為、消去しておきました。
(セツナ)
しかし、その異世界に、ボクらと同じ"異世界からの転生者"が居たんだ。
しかも同郷っぽい。
(タケル・フランチェスカ国王)
では、行き来を。
(ツバキ・サオトメ)
難しいです。
お茶ぐらいなら可能かと。
(ハイリヒ王国宰相 タナ・クラリス:女)
なぜです?
(セツナ・テレシア)
それはね……
セツナ・テレシアは説明した。
(タナ・クラリス宰相)
なんと、そんな大役を……
ならばなかなか気軽に行き来とはいきませんな。
(セツナ)
そうなんよねぇ〜。
お茶会にでも誘ってくれたら行きやすいけどね。
(ハイリヒ王国近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト:男)
では、有事の際には……
(ツバキ・サオトメ)
要請があるまで行かないですね。
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
それは……あっ!
(セツナ・テレシア)
そういう事。
死んでは欲しくない、だから指輪と専用連絡口は渡した。
使徒も居るからなんとかなって欲しい。
生き返らせに行くから。
(タケル・フランチェスカ国王)
3ヶ国のバランス……たしかに難しいですな。
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
しかし、神軍の話は良いと思います。
(セツナ・テレシア)
嫁も含めて全員集合(微笑)
(セツナ)
ボクには神軍って言われてる軍が総勢15万居る。
ボクの世界では、最強だ(微笑)
(ツバキ・サオトメ)
あの武装メイドさん達ですね。
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
凄まじいですね、相手が可哀想になるほど(微笑)
(タケル・フランチェスカ国王)
現れただけで投降しそうですな(微笑)
という事で、民衆には終息宣言をした。
子孫達は皆集まり、セツナ・テレシアと楽しそうに話していた。
その間、ツバキとセツナは席を外していたのだが……
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
何故ここに?
(ツバキ・サオトメ)
子孫の方々との時間を邪魔するわけには。
(セツナ)
ボクらはまたの機会に。
(近衛騎士団団長 ケイン・ヤマト)
何を言うんです。
是非、同席してください。
皆にも会っていただきたいですから。
そう言われてついて行く事にした。
(セツナ・テレシア)
どこ行ってたの?
(ツバキ・サオトメ)
せっかくの子孫の方々との時間ですから。
(セツナ・テレシア)
何言ってんの?
皆んな紹介するね。
そう言って皆に紹介されるツバキとセツナ。
セツナはセツナ・ミケレ組で有名になっていた。
ツバキの話も聞いていたので、会えて光栄だと言われていた。




