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調査完了と今後の方針

という事で、ツバキ達との手合わせが終わった。

感動した武装メイド達。

跪いてお礼を言っていた。

視察の続きを行う。


(セツナ)

もう、ハイリヒ、新生サタルニア魔女王国並だ。

完全に同じっぽい。


(ナギサ)

でも、その"無限生産システム"っていうのは投入できていないよ。

"無限変換システム"は使っているけど。


(セツナ)

それ、使えそう?

こっちでも投入してるのは、フェアベルゲン自治区と新生サタルニア魔女王国だけだよ。


(ナギサ)

それはまたなんで?


(セツナ)

国民性かな。

確かに神と称えられてるけど、フェアベルゲン自治区と新生サタルニア魔女王国はある意味狂信的でしょ。

だから日々の精進は、国を挙げて守る。

でも他は、一開発者だから、そこまで狂信的でない。

投入したら堕落して、国力が落ちないか心配してるんだよ。

ハイリヒ王国はご先祖様って、子孫達は崇め奉っているけど、国民はそこまででないから。

救ってくれた英雄止まりかな。


(ナギサ)

なるほどねぇ〜。

こっちだとロロア魔王国は大丈夫だけど、ドラコ王国はやめた方が良い、みたいな。


(ツバキ・サオトメ)

そうなん?


(ナギサ)

ボクは大英雄で建国の立役者、椿は英雄止まり。


(ナギサ・エトワール)

ならやめた方が良いね。


(早乙女 椿)

えぇぇぇっ!!!ウチも欲しい。


(ナギサ)

ダメだ。


(椿)

師匠のケチ!


(ツバキ・サオトメ)

神と一貴族の扱いの違い、だよね。


(セツナ)

それにやるなら王都と派閥全部をやらないとダメだ。


(ナギサ・エトワール)

一領地だけをやると、反感買いすぎて孤立する。

それだけで終われば良いが……


(ナギサ)

何が起こるか分からないな。

命の保証は無い。


(ツバキ・サオトメ)

ロロア魔王国だけ入れちゃう?

でも同盟があるだけに、そういうわけにもいかないよね。


(ナギサ)

両国の関係が悪化するのは間違いないな。

こと、食料問題だけに……



しばらくして、セツナ・テレシアから……

"こっちでは10日経ったが、そちらはどうか?"

と連絡があった。


(セツナ)

あっちで10日だって。


(ナギサ・エトワール)

こっちでもえーっと、10日だよね。


(ツバキ・サオトメ)

という事は、行き来するなら出来る!



早速セツナ・テレシアに連絡を入れる。

こちらでも10日経つ事。

"ニホンのオオサカ"出身の"異世界からの転生者"と"異世界からの転移者"各1名がおり、合流している事を伝えた。

セツナ・テレシアからは、

"それは興味深い、是非会ってみたい。

行き来してみるのも面白いかも"

と返事が来た。


(セツナ)

どうします?行き来してみます?


(ナギサ・エトワール)

ボク達の世界にも招待するし、見て欲しい。


(ナギサ)

そうだなぁ……是非お願いしたい。

カインと相談してみよう。



という事で、カインに会いに行った。


(ロロア魔王国女王 カイン・ロロア サキュバス)

そんな事が……いや、可能か、歪みの時にできたですよね、シルフィア様。


(ナギサ)

ええ、できました。

この際、交流を持つのも良いかと。


(カイン・ロロア)

うぬ、それも面白い、是非お願いしたいです。


(セツナ)

こちらこそよろしくお願いします。



という事で、交流はしても良いとなった。

後はセツナ・テレシアの返事次第だ。

調査を終えたツバキ達。


(セツナ)

では、戻りますか。


(ツバキ・サオトメ)

そうですね。


(椿)

えぇぇぇっ!!!


(ナギサ・エトワール)

どうしました?


(椿)

ウチは……領地……


(3人)

あっ……


(椿)

忘れないでくださいよ!(涙目)


(ナギサ)

ドラコ王国はウチの劣化版だ。

"ブランド化"は独自路線だが、こっちには追いつけていない。

ウチのブランド品を喜んで買っている。

技師もまだ不十分で、インフラ等は"永久保証付き"だ。

自分達で、まだ整備修理できないな。

馬車などの軸受けが、"ボールベアリング"のロロア魔王国と、未だ"青銅軸受け"の違いかな。

体制は王政の独裁制ってとこは同じ。

だから、魔動車は作れていない。

サスペンションは"リッジドサス"まで、"ダブルウィッシュボーン"は投入できてない。

全部ロロア魔王国からの輸入だ。

まぁ、魔族を毛嫌いして交流しようとしないというか、"人族至上主義"を唱えるカルマ魔王国との付き合いはないが、慢性的な、食料不足で輸入に頼っている。

元々はギルディラン魔王国だったが、次期魔王がクーデターで滅亡させて、カルマ魔王国ができたがな。

で、ドラコ王国からの輸入に頼っているが、ブランド品はロロア魔王国のをドラコ王国を通して輸入だな。

ドラコ王国産として(笑)

やはり欲しいらしい。

通過するドラコ王国は手数料で儲かってるし、商人も足元みて荒稼ぎしてる。


(セツナ)

まぁ、そういう事なら付き合いはできんわな。


(ツバキ・サオトメ)

しかし、商人は上手く稼いでるね。

通過するドラコ王国は手数料だけで丸儲けだね。


(ナギサ)

まぁ、ギルディラン魔王国から独立したのがロロア魔王国だけどね。

後は、ギルディラン魔王国と付き合ってられない貴族達が領地単位で独立して国を建国したよ。

今はもう"人族至上主義"とは考えていないみたいかな?

監視は必要だけど。

日和見派の参戦派や元参戦派だから。

まぁ、小国なんで、独自にロロア魔王国に戦線布告は自殺行為だし、ボクが居る分、勝てないのは身に沁みてる連中だから。


(ツバキ・サオトメ)

行き来するなら、加勢するよ?連絡くれれば。


(ナギサ)

更なる地獄を見せるって?面白い。


(椿)

ウチもなんかあったら、加勢してくださいね。


(ナギサ・エトワール)

うーん……


(椿)

なんでですか!(涙目)


(ナギサ)

魂、売ったから(笑)


(椿)

売ってません!(涙)



という事で、椿の領地を調査して、帰る事にした。


(椿)

えっ?


(セツナ)

大体分かった。

椿さんの領地がドラコ王国の中で、一番開発が進んでるんでしょ?

なら大丈夫。



そういう事で、ツバキ達は帰還した。

椿領執事長から王宮に連絡が入った。


(ドラコ王国国王)

えっ?我が国の調査は?


(椿領執事長)

大体分かったと。

また、ロロア魔王国とは可能なら行き来したいという事でした。


(国王)

我が国は?


(執事長)

特に何も……椿が有事の際の援軍を要請していましたが……

両国に加勢しても良いのか議論していました。

軍事同盟と輸出先という関係ならどうなのか協議すると……


(国王)

なぜロロア魔王国なのだ?


(執事長)

椿もそうですが、どうやら同郷の異世界人である事。

ナギサ様の国内でのお立場。

それに伴う国内の情勢のようです。


(国王)

建国の立役者にして、今や"神"と奉られているナギサ様と、英雄だか一貴族の領主でしかない椿の違いか……


(執事長)

それに椿が師匠と慕うのがナギサ様です。

しかしロロア魔王国民でないので、椿を通して助力を求められる可能性もあるかと。


(国王)

それに賭けるしかないか……



その頃、セツナ・テレシアに報告していたツバキ達。


(セツナ・テレシア)

それは興味深い、是非行き来したいね。


(セツナ)

ロロア魔王国は乗り気です。

是非交流したいって。


(セツナ・テレシア)

なら、ナギサさんを通して交流しようか。

この指輪と連絡口を渡そう。


(ツバキ・サオトメ)

あと、クラン王国の世界にも知り合いが居るそうです。

あと、別の世界に懇意にしている貴族家が居て、力を貸していると。


(セツナ・テレシア)

どこも異世界人は忙しいなぁ(笑)

まぁ、交流して楽しむのもありだな。

じゃあ、これを届けてくれる?

それと可能なら連れてきて。


(ツバキ・サオトメ)

分かった、ボクが行ってくる。


(セツナ)

ボクも時間あるから行く。



という事で、ツバキとセツナがナギサに会いに行った。


(ツバキ・サオトメ)

こんにちは。


(門兵 熊獣人 男装)

おお、いらっしゃい。

どうぞ、行ってください。


(セツナ)

ありがとう。



ギルドカードを出す事もなく、顔パスだった。

そしてナギサと会う。


(ツバキ・サオトメ)

ナギサさん、お届け物です。



ツバキはセツナ・テレシアから預かった、専用連絡口と指輪を渡した。


(ナギサ)

ありがとう。

で、今から行っても良いかな?


(セツナ)

どうぞ。


(椿)

あ、あのう……私のは……


(2人)

えっ?……


(椿)

えぇぇぇっ!!!(涙目)


(セツナ)

とりあえず、行こう。


(ツバキ・サオトメ)

そうそう、行けばわかるさ!(微笑み)


(椿)

その微笑み、腹立つわあああぁぁっ!!(涙)



という事で、ナギサと椿を連れてセツナ・テレシアのもとへ。


(ナギサ)

お初にお目にかかります、ナギサです。


(椿)

椿です!忘れないでください!!(涙目)


(セツナ・テレシア)

ごめん、ごめん。

皆んなの話では、魂売ったとか……


(椿)

売ってません!私もガチガチの"ニホンのオオサカ"出身です!

生まれは"キシワダ"です!


(ツバキ・サオトメ)

だんじり!


(椿)

そうです!

じゃあ、皆さんの出身は?


(4人)

"サカイ"。


(椿)

わぁ〜んっ!(号泣)



という事で、無事指輪と専用連絡口をもらった椿。

細かい話もしながら、各世界を案内して回る。


(ナギサ)

宇宙船のある異世界にはビックリしたなぁ。



後、ナギサは元の世界とも行き来している事も話した。


(セツナ・テレシア)

あはは、それは面白い。


(ツバキ・サオトメ)

なるほどね。

あっちの文化も楽しむと。


(椿)

"推し"が居るんです!

グッズ買わないと!(血走り目)


(セツナ)

しかし、資金調達の方法が面白い。

ロンダリングですか。


(ナギサ)

テレビ関係をお土産にした時に多額の資金が必要だったからね。


(セツナ・テレシア)

"無限通販"ってスキルは面白い。

なんでも通販できるとは。


(ナギサ)

"通販"のヘビーユーザーだったから、色々助かりましたよ。

でも、ここでは"スマホ"で情報を取っただけで再現しているのが凄い。

機械は"通販"で投入して、技師に開発は任せましたから。


(ツバキ・サオトメ)

そんなモンまで"通販"できるの?


(ナギサ)

ミサイルからボールペンまでなんでもできる。


(セツナ)

マジか……


(ナギサ)

魔力噴火によるスタンピートがあったんだけど、その時は戦車に爆撃機、46cm砲とか通販したよ。


(ツバキ・サオトメ)

ほんと、なんでもありだね。


(セツナ・テレシア)

戦争で、1000万のグール兵と対決した時は"錬成"で、武器作ったぞ。


(ナギサ)

それも凄い!

で、ウチでも魔動車レースをやってるんだけど。


(セツナ・テレシア)

そうなんだ!安全性はどうだ?


(ナギサ)

王族でも死なない安全設計。


(セツナ)

良いねぇ〜、参戦しようか?


(ナギサ)

是非。

魔動車、どうします?


(ナギサ・エトワール)

両国のを持ち込むのはどう?

そこでも競争があったら面白くない?


(ツバキ・サオトメ)

世界対抗ですか?

面白いかも。


(セツナ・テレシア)

ルールは自分の世界の魔動車に限る。

っていうのは?


(ナギサ)

うーん、ウチはまだ出来たばかりだから、工房が泣きそう。


(セツナ・テレシア)

売れなくなったら意味がないから、世界を跨がせる?

参戦ツアーとか言って。

しかしそれじゃあ魔動車を買い揃える必要があるか……


(ツバキ・サオトメ)

レース日程の調整もいるかと。

今、3戦同時開催だけど、もっと増やす必要がない?


(ナギサ・エトワール)

台数増えるからそうなるね。

お貴族はお金あるから買うだろうけど、治安とか大丈夫?

それに、ナギサさんの世界の魔動車も買わないとだし。


(セツナ・テレシア)

民間の行き来か……たしかに不安はあるな。

それに今よりレースは増やせないか……管理するのがなぁ……


(ツバキ・サオトメ)

ブランド品の交易とかあるから、両世界の物が入り乱れるのもどうなんだろ?

国が増えて、混乱するのもどうかと思う。


(セツナ・テレシア)

それな……


(ナギサ)

ウチとドラコ王国とのバランスが崩れる可能性もあるか……


(セツナ)

ボクらだけの行き来で良くない?

それとボクらが認めた者だけ。


(ナギサ)

それが無難な線だね。

助力が欲しい時は要請するという事で。


(セツナ・テレシア)

そうだね。

大規模な有事では集結するという事で。


(ナギサ)

ウチは"魔力噴火によるスタンピート"があるから、助力を求めると思う。

前回は死にかけたから。


(セツナ・テレシア)

規模は?


(ナギサ)

魔物が1700万体、最後尾はドラゴン10万体。


(セツナ)

無茶やね。


(セツナ・テレシア)

喜んで協力するよ。

蘇生魔法は使えるよね?


(セツナ)

使える。


(椿)

私、使えません。


(セツナ)

ありゃりゃ……


(椿)

皆んな使えるんですか?


(4人)

うん。


(椿)

えぇぇぇっ!!!(涙目)


(ナギサ・エトワール)

どうやって……あっ、ボクも同じだった。

自分がやられたら、死ぬ。

いや、姦られるのは好きだけど(照)


(セツナ・テレシア)

それはボクもだ(照)


(セツナ)

右に同じ(照)


(ツバキ・サオトメ)

期待してます(照)


(ナギサ)

仲間やね(照)


(椿)

字が違うよね!!



という事で、自分達、もしくは付き添いならOK、民間交流は無しと決まった。



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