03話 死神の先輩
ちょい長め
「だから!なんで家にいるんだよ!」
デットはベッドで漫画を読みながら寝そべっていた。
「だって、異世界混合移動、、、簡単にはドアが繋いでいた参軍慈が不具合で地球と繋がってしまったん
ですよ!」
「ったく、、、お父さんとお母さんが許してくれないよ?」
10分後、、、
「いいの!?」
ナイトは父と母の言葉に耳を疑った。
「ああ!人助けはいいことだし、こんな小さい子を一人には出来ないだろう!」
、、、、、
「だってさ」
「ありがとうございます♪ナイト様の父上と母上!」
こうしてデットの居候が決まった。
翌日
「起きろデット!働け!」
ナイトは竹刀を布団に振り下ろした。
「いったぁい!ったくなんですか?朝から、、、」
「お父さんとお母さんは仕事!僕は剣道の朝練!昼には帰るからそれまでに料理洗濯掃除全部やっとい
て!」
バタン!
ナイトは走り去って行った。
「は、はひぃ、、、」
その時、黒い影が外で呟いた。
「へぇ、ここがやつの懐いている人間の場所か、、、」
とある日の昼方、、、
「ねぇ、、、デット。」
ナイトがなにか不服そうな顔をした
「どうしたんですか?ナイト様!」
デットはというと、漫画を読みながらゴロゴロしている
「あのさぁ、いつまで僕んちにいるつもり?任務があるとか言って、全然何もしてないけど、、、」
押し黙った。そりゃそうである。なにせ下級士には簡単な仕事しか回ってこない。それに、前回の任務で失敗したのだから、クビの可能性さえある。
「だって私、死神になってからまだ二ヶ月ですよ!?そんなの、無理じゃないですか!大体死神の仕事はとても難しくですね、、、例えば、、、」
「とにかく!このままだと追い出すからね!」
ナイトはそう言って、部屋を去った
「ッ、、、ナイト様は厳しすぎます!でもこのままだと本当に、、、」
どんどん不安になる
?「成果をあげれてないようだな、デット!」
窓から黒い服を着た高校生ぐらいの男が入ってきた。
「、、、そ、租秘先輩ぃ!?」
デットがそう叫ぶとナイトが駆けつけた
「なんだよ!うるさいなぁ、、、って誰だよ、!?」
男は呆れたように言った。
「ったく、さすがデットの選んだ人間だ、アホっぽい野郎だぜ、、、」
沈黙の中、ナイトの頭の中に混乱と怒りがあった、、、




