01話
みなさんこんにちは。本編ではホノカのお世話係をしていますヘルです。この小説では本編各話についてこちらの世界にまだ慣れていない皆さんに私ヘルが様々なことをお教えしていきますよ。
「むにゃむにゃ…あっ…待って~…」
ふふふ。ホノカは本当にお寝坊さんで困ってしまいますね。では夜が明けてしまう前に私のレッスンを終わらしてしまいましょうか。
今回は本編第一話についていろいろとお教えしていきましょうか。
まず私のお世話しているホノカについてですかね…。
ホノカはこの世界の学校に通う女の子です。私がなんどアラームを鳴らしても決して起きることがありませんね。アラームが聞こえてないのでしょうか…?
友達思いで遊ぶことが大好き!ホントに困った子ですね。
ホノカには二人の親友がいますね。
一人目はアオイさん。ホノカをからかうことがとても上手で3人の中ではムードメーカ的存在のようです。流行にはとことん乗る!という方でホノカともとても気が合うようです。でも最近アオイさんのホーム近くの施設の入れ替わりが以前のように激しくないのは気のせい…でしょうかね?
二人目はスズさん。まんまるメガネに三つ編みの小柄で可愛らしい女の子ですね。親友のホノカやアオイさんと話すときでも敬語で話すという変わった方ですがまじめな性格で私も見習うべきところが多くありますね。
そういえばみなさんのレビューの中に「世界観が謎」というものがあったのをお見受けしました。たしかに謎ですね…。施設やホームって何なんでしょうね?私は詳しくは知りませんが作者曰く「後々わかる」とのことですからきっと大丈夫でしょう…か?
でも私も少しですが知っていることもありますから私がお教えできる範囲でお教えしていきましょう。
この世界の施設は様々なものをさしますね。例えば本編2話にあった「ドルフィンレース」のようなゲーム施設や本編4話にあった「デイリーズ」のような情報施設などです。
本編ではあまり描写されませんが学校も教育施設なんですよ。ちょっと豆知識でした。
またホームはこの世界で暮らす人々がプライベート空間でリラックスしたり、睡眠をとったりするそちらの世界でいうところの「家」のようなものですかね
「んっーん…アオイ強い…」
あらあらまた寝言ですね…。あらもうこんな時間そろそろホノカを起こさなくては遅刻してしまいます。それではみなさん今日はここまでです。またお会いしましょう。