私は間違えなく一般人
最近筆が乗らなくて中々書けなかった……。
完結はさせるので安心してください。
「……つったく。はぁ。危ないから離れとけ。」
……みーちゃん、だいぶ雰囲気変わりました?
まぁ、10年近く経っているのでおかしくはない、ですが。
ワイルドというか、荒々しいというか、何というか。
……別人みたい?
私は近くの物陰に身を隠します。
「……誰だ、お前。いったい何処から入ってきた?」
葛木さんが問いかけます。
「ぁ゙?何処からって。そりゃ、入り口しかないだろ、入り口。」
そう言って、少し離れた、入口を指します。
「入口? 嘘をつくな。あそこはセバスがいる筈だ。」
「あのじいちゃんか?なら今頃、昼寝しているよ。……あぁ、もう時間的に就寝でもいいか? 夕方だしな。」
セバスさん、やっぱりいるんですね。
そして、みーちゃんはそれを制圧して入ってきた、と。
「……そこそこ腕は立つと言うことか。だが銃火器は持っていないな。
……残念ながら、初撃でオレを殺せなかったお前の負けだ。逃げるなら見逃してやるが?」
「はっ、それは無理だね。逃げようとしたら背中から撃つくせに……。
俺は死ぬつもりなんてサラサラねぇ。——シッ!」
——タァーン
みーちゃんが身を交わすと、少し遅れて風をきり裂く銃声が響きます
さらに、ミーちゃんは勢いを保持したまま接近。
「ふっ!」
身体を捻り、その勢いのまま蹴りを放ちます。
わかりやすく説明するなら、半回転蹴りといったところです。
重力を無視したかのような挙動に、一般人なら成すすべもなさそうですが、
彼も大概人間辞めてます。そう簡単にはいきません。
葛木さんは、遠心力によって加速された足を咄嗟に腕で受け、みーちゃんに銃口を向けます。
が、ソレをすぐに引っ込めてバックステップ。
よく見るとみーちゃんの足が、先ほどまで、彼の急所があった場所を捉えていました。
「なぁ、金的は卑怯だと思わないのか……?」
「馬鹿言え、ゲームじゃ急所破壊狙いは基本だろ?」
マンハンの話ししてません?
「……悪いがゲームは詳しくないない。」
——タァーン、タァーン、タァーン
3発を連続して発砲。
しかし、肩を狙った2発は屈むことで難なく回避。
それと同時——いや、一瞬前に足元のコンクリート片を拾い上げ、前へ放ります。
何をしているのか。そう思った次の瞬間——
銃弾と、その灰色の塊が正面から交差し、軌道が重なります。
———ギャギィギィン!!!
火花が散り、黒板を引っ掻く音を何重にも重ねたような嫌な音が響きます。
ま、まさか……
「……「……つったく。はぁ。危ないから離れとけ。」
……みーちゃん、だいぶ雰囲気変わりました?
まぁ、10年近く経っているのでおかしくはない、ですが。
ワイルドというか、荒々しいというか、何というか。
……別人みたい?
私は近くの物陰に身を隠します。
「……誰だ、お前。いったい何処から入ってきた?」
葛木さんが問いかけます。
「ぁ゙?何処からって。そりゃ、入り口しかないだろ、入り口。」
そう言って、少し離れた、入口を指します。
「入口? 嘘をつくな。あそこはセバスがいる筈だ。」
「あのじいちゃんか?なら今頃、昼寝しているよ。……あぁ、もう時間的に就寝でもいいか? 夕方だしな。」
セバスさん、やっぱりいるんですね。
そして、みーちゃんはそれを制圧して入ってきた、と。
「……そこそこ腕は立つと言うことか。だが銃火器は持っていないな。
……残念ながら、初撃でオレを殺せなかったお前の負けだ。逃げるなら見逃してやるが?」
「はっ、それは無理だね。逃げようとしたら背中から撃つくせに。
俺は死ぬつもりなんてサラサラねぇ。——シッ!」
——タァーン
みーちゃんが身を交わすと、少し遅れて銃声が響きます
さらに、勢いを保持したまま接近。
「ふっ!」
身体を捻り、その勢いのまま蹴りを放ちます。
わかりやすく説明するなら、半回転蹴りといったところです。
重力を無視したかのような動きに、一般人なら成すすべもなさそうです。
しかし、彼に対してはそう簡単にはいきません。
葛木さんは、遠心力によって加速された足を咄嗟に腕で受け、みーちゃんに銃口を向けます。
が、ソレをすぐに引っ込めてバックステップ。
よく見るとみーちゃんの足が、先ほどまで彼の急所《金的》があった場所を捉えていました。
「なぁ、金的は卑怯だと思わないのか……?」
「馬鹿言え、ゲームじゃクリティカル《金的》狙いは基本だろ?」
「……まぁ、な。」
——タァーン、タァーン、タァーン
連続して発砲。
しかし、上半身を狙った2発は屈むことで難なく回避。
それと同時——いや、一瞬前に足元のコンクリート片を拾い上げ、前へ放ります。
何をしているのか。そう思った次の瞬間——
銃弾と、その灰色の塊が正面から交差し、軌道が重なります。
———ギャギィギィン!!!
火花が散り、黒板を引っ掻く音を何重にも重ねたような嫌な音が響きます。
ま、まさか……
「……じ、銃弾をコンクリ片で弾くだと?? お前、本当に人間か? そもそも、そんなことが可能なのか?」
「…………。」
質問に答えずそのまま一気に距離を詰めます。
すると葛木さんは、ベルトの後ろについた袋を引っ張り左腰辺りに固定。
あれ、よく見るとホルスターになっていますね。
そしてそのまま獲物を腰に回し、素手で構えを取ります。
「……?」
意味不明な行動にみーちゃんは首を傾げます。
急に武器を手放して既になったんですから当然です。
……あっ。
あの構え、見たことがあります。
確か……合氣道でしたっけ。
合氣道。 それは力で競わず、相手の力を利用する武術です。父様も少しだけ嗜んでいました。
……そこの貴方、さっきから私が偉そうに傍観している、そう思っているでしょう。
無理です。
私では割って入ることすらできません。
もしも 文句があるなら、どうぞ貴方が代わってください。
……話は戻ります。
そもそもどう考えても合氣道より銃のほうが強いです。
ミーちゃんもそう考えたのでしょう。
いつの間にか拾ったパイプを肩へと叩き込もうとします。
……が、その動きを完全に読み切った、葛木さんの腕がみーちゃんの肩を押さえ、制します。
そのまま、右手を天へ、左手は地へと流れる。
「……へっ?」
すると、重心を失ったみーちゃんの体が、ふわっと、上下を引き裂かれたように宙に浮きます。
……この技は、合氣術『入り身受け』からの、『天地投げ』
この技を受けると、体を浮かされ行動が封じられるので非常に厄介。
2面のボスが使ってきた技で、龍司様もこの技で何度も投げ飛ばされました。
そして浮いた身体に、何かの技をかけようとします。
しかし、その時。みーちゃんの体が大きく跳ねます。
あの体制を、無理矢理立て直したのです。
常識外れの挙動。
さらにそのまま———
——ガスッ
鈍い音を立ててピアースが転がっていきます。
上下逆さまのまま、ホルダーを蹴り抜いたのです。
そのまま無防備に地面に落ちていき、直前に受け身を取って転がります。
あ
「っ。……はぁ……はぁ…。危ねぇな。」
「……はぁ!? なんで人外ばかりオレの邪魔をしてくんだ? オレは神にでも呪われているのか?」
人外とは失礼ですね。
私は立派な人間なんですが……。
「……なぁ、お前、オレの邪魔をするなよ。お前には関係ないだろ?」
葛木さんは上手くいかないことをにイライラしている様子。
しかし、向かい合うみーちゃんの様子も少し違います。
「今、この場を去るなら見逃してやる。」
葛木が静かに告げます。
しかし、その言葉はみーちゃんの耳に届きません。
「……関係ない?」
みーちゃんの声色が変わります。
「ぁ゙?」
「——関係ないだって?」
「……急にどうしたんだ?」
「俺が! 僕が! 関係ないと、本気で言っているのか!?」
——僕?
……みーちゃん、一人称揺れてますよ。
そして彼の怒りはさらにヒートアップしていきます。
「わかっているさ! 何故なら、君はまだ僕が誰か気づいていない。
……それは、仕方ない。だけど!!僕が関係ないだって? ——関係ないから手を引けだと!? お前は! 僕のことを舐めているのか!?」
……えっと、何が起きているんですか?
ものすごく長くなってしまった。
この話も、章も。
……アクション難しい。




