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異世界帰りのTS転生ロリババア、ひ孫のヒロインになる  作者: ひさなぽぴー/天野緋真
第一章 始まりの夏、TSロリなひいじいさんと

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第五話 幼な月、双つ 6/7

 改めて階段まで戻って来た俺たちは、互いの顔を見合わせて頷く。


「じゃあシオンちゃん、行くよ」

「ん、おっけー。いつでもいいよ」

「どきどき……ホントにもう一体いるのかな……」

「可能性は高いから、テイルはもうちょっと下がっててくれよな」


 なんていう会話をした直後、優一が手にしていた消しゴムをシオンめがけて投げつけた。大きく弧を描くような緩いものではなく、まっすぐ飛んでいくくらいには勢いよくだ。


 それでもケガをする勢いではないし、魔力も込めていない。シオンも身構えているし、何より致命的なところには向けていない。

 だから特にケガも何もなく、消しゴムは彼女の腕もぽんと当たって床に落ちた。


 直後のこと。優一の背後に、見覚えのある使い魔が生えてきた。木で作った、のっぺらぼうの人形みたいな異形だ。

 木のような下半身と、人間のような上半身。腕は細長く、こちらも枝のよう。髪の毛と手の代わりには緑色の葉っぱが生い茂る姿はまさに、先ほど便所で俺を襲ったやつ……ガードマンと名付けた使い魔である。


「うわぁ、ホントに出た!」

「本当にボクにもついてたんだ……キッショ……」


 ガードマンの姿を認識した双子がそれぞれの反応を見せる中、俺は既に励起していた魔石からくみ上げた魔力を用いて、魔法を発動させる。

 使うのはもちろんディメンションで、音もなく固まった実空間を両手でしっかりと握りこんだ。次元刀である。


「残念だが、お前はもうお役御免だぜ」


 ガードマンは出現し終わると同時に、優一めがけて攻撃を開始しようとしていた。だがこっちは準備万端整えて待っていたのだ。

 だからガードマンが前へ踏み出すより早く、俺は握りこんだ次元刀を頭めがけて振り下ろした。


 実空間から作り出した刀は、実のところそこまで切れ味はよくない。だが刀の形状自体は再現されているので、切断するという機能自体は働くという仕組みなのだが……これを魔力で強化された腕力で叩き込めば、切れ味なんてさほど関係ない。真っ二つだ。


 何かを引きちぎるような鈍い音と共に、使い魔の身体が左右半分になる。これによって、存在を維持できなくなったのだろう。黄色の魔力の粒子となり、空気中に溶けるようにして消えていった。


「「おおー!」」


 双子はこれに歓声を上げたが、優一はこの攻撃の意味がわかるからか、少し顔が引きつっていた。


 うん、自分でもだいぶ無慈悲な攻撃だとは思う。ただ生き物相手にはここまでやるつもりなんてないし、やろうとしてもその相手は黙って受け入れるようなやつではないだろうから、安心してほしい。

 何に? と言われたら返す言葉がないけどな。


 ともかくそういうわけで、続けて先に隔離していたガードマンも亜空間から引っ張り出す。同じように、出現と同時に次元刀を叩き込んでやれば、これまたガードマンは同じ末路を辿った。


 再度双子から歓声が上がり、さらには拍手まで頂戴してしまう。軽く手を上げて称賛に応じつつも、俺はまだ魔石は励起したままだ。本番はここからだからな。


「さて、これで使い魔がやられたと伝わるはずだが……」

「伝わっていなかったらどうするんだい?」

「ないとは思うが、そのときは地道に行くしかねぇな。二人に張り付いて、周りに怪しいやつがいないか探る」

「マジで地道なやつだ……」


 俺の答えに優一はげんなりしているが、対する双子は積極的だ


「ぼくたちは別にいいと思うよー」

「うん。セティと遊べるってことじゃん?」

「前向きだなぁ」


 楽しそうに、俺の両手をそれぞれの手で握ってくる双子。俺は特に何も言わず、されるがまま二人に身を任せていたが、そんな俺たちを見た優一は、眩しいものを見るように目を細めた。


「? 電話だ」


 が、テイルがすぐに手を離した。俺の亜空間展開時のような音を断続的に響かせる、小さな板──スマートフォン、略してスマホと言ったか──を取り出したのである。

 当然だが、そんな彼女に俺たちの視線が集まる。これに応じるかのように、彼女はさらにつぶやいた。


「あれ、間森さん? なんだろ?」


 名前を言われても誰かはわからなかったが、どうやら二人の仕事の日取りなどを管理している人間らしい。つまりは仕事の話ということだろう。


「え、もう? 集合時間までまだ一時間くらいあるよね?」

「何かあったのかな? とりあえず出るね」


 そういえば、今日はライブ……公演があると言っていたな。

 アイドルというものはまだよくわからないが、彼女たちが幼いながらも芸の道にまい進する身ということはなんとなくわかる。ましてや仕事の時間が近いとなれば、何かしら連絡が来るのもむべなるかな。


 だから俺も優一も、どうぞと言う代わりに頷いて見せたのだが……。


「もしも『お嬢様! ああお嬢様、ご無事ですか!? お怪我はございませんか!? 今動ける状況ですか!?』


 ものすごい大声がスマホから聞こえてきたせいで、全員揃って目を丸くする羽目になった。テイルの応答がかき消されてるじゃねぇか。


 耳に直接当てて使うから、スマホのスピーカー音量は大きくはしないことが多いと聞いていたのだが、その前情報に反する大音量である。階段周辺が基本静かということもあって、余計に大きく聞こえるぞ。

 さらに言えば、その声は若い女のもの。結構な高音であり、鼓膜に与える威力としてはただの大声より高そうである。耳元で突然聞かされる羽目になったテイルも、顔をしかめてスマホを耳から遠ざけている。


 無理もない。少し離れたところにいる俺や優一でさえ、はっきり聞こえたのだ。あんなのを至近距離で叩きつけられた日には、そりゃあ効くだろうぜ。


「なあセティ……これってそういうことだよな?」

「ああ……可能性はかなり高いだろうよ」


 だが俺と優一はそこにはさほど驚いていなかったし、気にもしていなかった。

 なんならシオンでさえ、俺たちと同じようにまなじりを上げている。どうやら彼女も気づいたようだ。


「間森……嘘でしょ……?」


 シオンは愕然とした様子で立ち尽くし、テイルのほうを見つめている。


 そう、その可能性が極めて高い。何せガードマンが消滅してすぐに、安否を確認しに来たのだ。あまりにも都合がよすぎる。

 もちろん、偶然という可能性もゼロではない。ただ明らかに何かあったと察した口ぶりからして、犯人である可能性のほうが圧倒的に高いだろう。


『お嬢様? お嬢様!? 返事なさってくださいお嬢様ァ!!』

「き……聞こえてる、聞こえてるから耳元で怒鳴らないでよぉ……」

『ああテイルお嬢様……! お声が遠うございます……! わたくしめにお二人のお声を聞かせてくださいませ! お二人ともご無事なのですよね!?』


 なおも大声で双子の安否を確認しようとする間森とやらだが、既にテイルは疲労困憊といった様子である。


 テイルはそれでも会話には応じようとするが、相手の声が大きすぎるせいでスマホを離さざるを得ず、そのせいで声が届きづらいようだ。相手も相手で状況をろくに認識できていないようで、会話が微妙にかみ合っていない。

 この周りの見えてなさ、まさに魔石に侵された魔導士らしい挙動だ。やはりこれは黒と見ていいだろう。


 あとはここにどうやっておびき寄せるかだが、この建物内の地理は俺にはよくわからん。優一に頼むしかないか……?


『すぐお迎えに上がりますから! ですからどうか、もう少しだけお待ちください! すぐに助けて差し上げますからね!!』


 だが俺がそれを口にするより早く、電話は向こうから切られた。騒ぐだけ騒いで、勝手に自己解決して突っ走ってやがる……。


「……どこにいるとか、誰も何も言ってないと思うんだけど、本当にすぐに来るかな?」

「まあ……恐らくだが、使い魔の位置がなんとなくわかるんだろうぜ。それで最後にいたところに向かってるとか、そんな感じだろう」


 優一が引き気味に疑問を口にしたが、相手はこっちの場所がわかると確信しているような口ぶりだった。

 実際、使い魔の位置を把握するというのも、召喚魔法ではそこまで珍しくないからそういうことなんだと思う。


 そうじゃないとしたら……まあ、ちょっと……いやかなり怖いが、何か虫の知らせ的な何かが働いたんだと思おう。


「……間森さんが、犯人なんだね……」

「……そうみたい」


 しかし双子のほうはと言えば、どちらも落ち込んだ様子だ。特にテイルのほうは、暗くなったスマホの画面を見つめたままうつむいてしまっている。

 普段から隣にいるシオンは気遣う様子を見せているが、シオンもシオンで顔が暗い。こちらも相応に衝撃を受けたに違いない。


「悪魔に乗っ取られるって言っただろ? 元々その人が悪い人だったわけじゃねぇんだ、そこは忘れないでやってくれ」

「……それもそっか。そうだよね!」

「元に戻るんだよ、ね?」

「ああ、今のうちなら戻るはずだ」


 だから任せろと胸を叩いて見せれば、二人は一度顔を見合わせたあとに、俺に向き直って頷いてきた。


「……うん、お願いセティちゃん!」

「間森、アイドル始める前からずっとお世話になってる人なんだ。助けてあげて!」

「もちろんだ。……と、噂をすれば影ってか」


 下の階から、すごい勢いで駆けあがってくる音が聞こえる。まず間違いなく、魔力で身体能力を強化した上で全速力ってところだろう。

 これを受けて、優一が立ち位置を変えた。階下から上がって来る人間を迎え撃つように、前にだ。次いで彼から、手提げカバンを受け取って隅のほうに寄せておく。


 直後、踊り場に一人の女が姿を見せた。

 俺にとっては、今のところテレビの中でしか見たことがない恰好の女だ。ニュース番組で、女性の報道官が着ているようなかっちりとした服。男のスーツに似たあれだな。こいつが間森とやらか。


 髪の毛は長く、肩甲骨辺りはあるか。比率で言えば俺と同じくらいだが、見たところ女性としては結構長身だから、長さを具体的な数値で言えば、俺よりかなり髪も長いと言えるだろう。だからか、うなじ辺りで飾り紐によってまとめられている。


 だが何より目を引くのは、彼女の身体を覆う黄色い魔力だ。疑う余地なく今回の犯人だが、昨日の男とは違って、きちんと魔力をまとえている。無駄遣いされていないことは一目瞭然で、昨日のようにはいかないかもなと優一を憂う。


 その間森が、優一の姿を見とめた瞬間足を止めた。血相を変えていた顔から熱が失われ、絶対零度の視線が優一を射抜く。


「……なるほど。あなたの仕業ですね」


 問いかけるでもなく、断定的な……決めつけるような口調で、間森が言う。視線と同じく、どこまでも冷たい声色だった。


 これを聞いた双子が、恐る恐る階段の手すりから顔をのぞかせる。そして間森の様子を目の当たりにして、「ひえぇ……」と揃って怯える様子を見せた。


 魔力は魔法に目覚めたものにしか見えないが、存在感自体はあるからな。つまりはそういうことである。


「ああっ、テイルお嬢様、シオンお嬢様! お怪我はありませんか!? さぞかし恐ろしかったことでしょう……!」


 二人が怖がってんのはお前だよ、という言葉を飲み込んで、俺は魔法の準備を整える。優一も静かに身構えた。


「すぐにこの不埒な輩を、この世から駆逐して差し上げますので……! 今少しだけお待ちくださいましね!」


 そうして間森は、双子のことを慮るようでズレた言葉を口にしながら跳躍した。魔力によって強化された脚力により、十段近くある階段を一気に跳び越えてくる。

 上を取られているという不利を、強引に覆しにかかったということだろう。


「悪いけど、それはお断りなんだ。セティ!」

「おう! 『ディメンション!』」


 優一の合図に合わせて、俺は魔法を行使する。


 展開するのは、昨日の戦いでも使った戦闘用の亜空間だ。だだっ広く、白いだけの空間だが、実空間で戦うと人目につく。大勢の人間がいるこの建物の中ならなおさらだ。

 階段という、狭くて不安定な場所で大立ち回りをさせるわけにもいかないし、本格的に戦うとなったら、周りの壁やら手すりやらがぶっ壊れるのが困る。


 なぜなら壊れたら直すのは俺の仕事なのだ。魔力だって有限だし、そもそもが面倒。被害を抑えられるならやるに決まってる。

 何より、この場から退避しようとしない双子がいることを考えればな。こうするのが一番だろう。


 もちろん、亜空間の中まで二人を連れていく気はさらさらない。するわけがない。既に巻き込まれている二人だが、だからといって戦闘の場にまで連れて行くなんて危険すぎるからな。


「えぇーっ、ぼくたちも行くー!」

「先生もだけど、間森のことも気になるよ!」


 ところが双子と来たら、これである。俺は思わず顔に手をやって、眉間をもみ込んでいた。


 今回の相手は、数の暴力を押し付けられる相手だ。昨日のように後詰として待機などせず、俺も戦線に加わるべきだ。

 だからさらっと簡単に状況だけ説明して、さっさと終わらせるべく中に入ろうとしていたってのにこれだもんなぁ。ただの好奇心だけじゃない、ってのがまたややこしい。どうしたもんか。


 とはいえ、ここで押し問答なんてしてる暇はない。優一が簡単に負けるなんて思っちゃいないが、召喚魔法の使い手が相手となると数の不利は否めない。


 ただ、強引に押し切ってもそれはそれであとあと面倒くさそう……となれば、癪だがこちらが譲歩するしかないだろう。ため息を禁じ得ないが、急ぐ以上は仕方ない。今は優一のほうが優先だ。


「そのスマホ、ちょいと貸しな」


 俺はテイルからスマホをひったくると、その画面に亜空間の口を開いた。元々決して大きくはないスマホの画面だ、口とは言っても出入りは不可能な大きさである。


 ただ、小さくとも亜空間内を見るだけならこれで十分だろう。実際軽く状態を確認してみたが、拳も足も使って激しく攻め立てる間森に対し、反撃主体で堅実に立ち回る優一の姿がきちんと見える。

 声もちゃんと聞こえた。今のところ、拮抗しているようだ。


 スマホの画面そのものに口を固定しているから、スマホを動かしても追随する。これなら無理なく戦いを見られるし、一応は繋がっているから応援もできる。

 何よりこれなら、万が一他人に見られたとしてもごまかしが利くだろう。


「お嬢様がたに近寄る邪悪な虫め! たとえ神がお許しになったとしても、このわたくしめが許しませんッ!」


 ……その口から、間森の荒らげた声が聞こえてきた。

 双子を大事に思っていることは伝わってくるんだがなぁ……。これはやはり、魔石によってその想いが捻じ曲げられて、行き過ぎてるんだろう。


 双子も同様らしく、同じ顔に同じ表情を浮かべていた。何とも言えない、困ったような表情だ。


「……ほらよ。お前らを戦場に出すわけにはいかないんだから、これで我慢しろ」

「あ、わ……わあい!」

「あ、ありがとね、セティ」


 だからか、俺にスマホを返された二人は、嬉しそうな顔を取り繕って戦いの様子を覗き込んだ。


 そしてすぐさま、悲鳴に近い声を上げた。


「あっ!? ダメっ!」

「先生後ろ! 後ろ!」


 これに釣られる形で、俺も二人の向かいから中の様子をのぞき込む。


 そこには、倒れ込んだ間森めがけて肘を叩きつけにかかった優一の姿があった。しかし彼の後ろには、二体のガードマン。それも、既に攻撃態勢に入っている。


「くっ!?」


 人間の手に当たる部分に葉っぱを茂らせた、枝のような腕がそれぞれ伸び、同時に優一の身体を薙ぎ払う。

 攻撃のさなかにあった優一は、これを回避できなかった。それどころか防御すらできず、そこそこの距離を吹き飛んでいく。


「優一! チッ、早く行かねぇと!」


 彼は「コピー&ペースト」の魔法によって鋼の防御力を宿しているはずだから、あれが致命傷になることはないだろう。

 ないはずだが、万が一ということはある。だから俺は、優一に追撃を仕掛ける一人と二体を視界に入れつつも、急いで中に入る準備をする。


 ……と、その前に。


「お前ら、くれぐれもおかしなことはするんじゃねぇぞ。いいな!」

「わかってる、セティちゃんも気をつけてね!」

「無理はダメ。絶対だから!」


 双子に念押しをしたら、逆に気遣われてしまった。思わず苦笑する。


「おう、任せろ! 行ってくる!」


 いい子たちではあるんだよなぁ、と思いながらも、俺は足元に出入り口を開いてその中に落下した。


 この亜空間内への出入り口は、俺の意思で好きな場所に開くことができる。先ほど双子のために覗き窓を作ったのも、その一環なわけだが……今回俺は、落ちながら中に入ることを選んだ。


 落ちる先はもちろん、間森の真上である。中に入ると同時の奇襲というわけだ。

 踏み潰せればよし。失敗しても、一対三を強いられている優一の支援にはなる。そうでなくとも、召喚者を狙ったことでガードマンが攻撃対象を変えるかもしれない。


 ただ、出入り口を展開するときどうしても振動音が鳴ってしまうから、気づかれて失敗する可能性が高いかな。


「フフフフフッ、ここまでです。お嬢様がたに近づき狼藉を働いたこと、後悔し──っ!?」


 実際、間森はすんでのところで気づいて後ろに跳んだ。惜しい。あと少しで直撃だったんだが。


 しかし優一に襲いかかっていた二体のガードマンは、彼女に追従せず攻撃を続けている。自身を呼んだ魔導士が離れたというのに、まるで意に介していない。


 これは自律型使い魔の欠点だな。設定されたこと以上の行動はできないのだ。恐らく優一を攻撃対象に召喚されたからこそ、それ以外の存在は眼中にないのだろう。

 あるいは、俺の落下が間森に当たっていれば標的を変えたかもしれないが……そうはならなかったからな。


 いずれにせよ、魔導士本人と使い魔の分断には成功した。それでひとまずよしとしよう。


「サンキューセティ! そのまま少しだけでいい、彼女の相手頼めるかな!?」


 優一も嬉しそうに声を上げている。


 俺としては、俺の魔法でガードマンどもを隔離したほうがいいと思うのだが……あえてそうしないってことは、何か考えがあるのだろう。それが何かはわからないが、優一がそうしたいというのであれば、やぶさかではない。


 であれば。


「おう、任せとけ!」


 ひ孫のお願いに応えて、俺は間森に向き直った。


ちなみにボクの力不足でこのあと描写する機会がないのでここで暴露するのですが、間森が双子の場所を特定できたのは魔法の力ではなく、科学の力です。

つまりはそういうことです


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