今時の若いモンはなっとらんを批判してみる
「今時の若い連中はなっとらん。儂らの若い頃は~」
個人的には聞いた事が無いのですが、エジプトから出土した石板にも、その様な文言が書かれていたそうですね。
小言のテンプレという事ですかね。
これを理屈で論破してみようと思います。
では始めてみましょう。
「今時の若い連中は~、儂らの若い頃は~」
今時の若い連中はと一括りにした段階で説得力は皆無です。
若い連中はと言う事は、それが今時の若い連中の普通な筈です。
どいつもこいつも同じだから、今時の若い連中はと口にするのでしょう。
そしてそれに続くのが、儂らの若い頃は○○していた、でしょうか。
儂らの若い頃は殆どの者が○○していた、のですよね。
それが当時の若者のスタンダードなだけです。
スタンダードが変わっただけなのに、今時の若い連中はと嘆くのは浅はかです。
自分達も、他がそうしていたから同じ振りをしていただけなのです。
今時の若い連中はと口にする連中は、今時に生まれていたら、さっき自分が非難した若者の行為を、同じ様にしている可能性が高いです。
だってそれが当時は当たり前なのですから。
では、今はこれが当たり前なのですよ。
つまり彼らはこう言っているに過ぎません。
儂らの若い頃は皆○○していたのだから、今時の若者が○○しないのはけしからん、と。
今時は××するのが当たり前なだけなのに、そこには思いが至らないのでしょうね。
彼らが憤慨する若者と、彼らは何も変わらないのですよ。
皆常識やルールに従って生活しているだけなのです。
技術的な革新が進み、生活の仕方やマナーの変化が早すぎて、意識が追い付かないのでしょう。
昔はその変化がゆっくりなので、昔のやり方がずっと続いている錯覚に陥っているのだと思います。
年齢を重ねていけば、急な変化に対応しづらいのは仕方ありませんが……
何だか中途半端ですが、これで完結します。




