あとがき
とっくに終えたはずのこのお話しが、いつまで経っても連載中になっているのでどうしたのかと思ったのですが、どうやら完結したという設定にしていなかったようです。
こちらで書き終えた感想などと共に、最後のお話しとして投稿させて頂き、けじめをつけたいと思います。
こちらのお話しは、私自身が娘息子達と(歳がばれる)人狼ゲームにいそしんでいて、ちょっと書いてみようかなあっと始めたものでした。
妹の子達も合わせて総勢身内だけで10人(妹には息子三人娘一人、私には息子二人娘二人なのです)集まって、人狼ゲームをたまにします。
みんな大きいので、結構うまく嘘をつきますが、如何せん私は皆を育てたので、シラッとしていても嘘をついているかついていないか見破ってしまいます。なので、私自身は人狼には詳しくもないし強くもないのですが、それでも生き残れる確率は結構高かったりしました。
今度のお話しは、そんな状態に調子に乗った作者が、きっと書けると軽い気持ちで始めたお話しでした。
でも、理不尽に何人も殺して行くということに、さすがの鬼畜な私でも精神的に耐えられず…元々、登場人物には、書いてるうちに感情移入してしまって大事になって来るタイプですので、途中参ってしまいました。
やめようと思って順調に減らしていたタバコまで増えて行く始末…仕方なく、完全に殺してしまうことは諦め、最後には皆助かるんだからとか自分に言い聞かせながら、これを書き上げました。
ホラーとしては中途半端、恋愛としてもしっくりこない、そんなどっちつかずな話になってしまったのは、そんな経緯からなのです。
それでも、暇潰しにでもしようと思ってくださって、読んでくださったなら幸いです。
これからはホラーを書こうなどと思わないで、ゆるーくファンタジーなどを書いて参りますので、またよろしくお願い致します。
小維季




