彼女は何をしていたか1
彼女は、七歳の時にナラメ・オブーツェとなった元平民だった。
元々あった名前は、彼女にはもう思い出せない。
王都の片隅で、母ニーラルと質素だが明るく清潔な家で幸せに暮らしていた。
だが、突然やってきたオブーツェ伯爵の使用人に母から引き離されてしまった。
この使用人は、彼女の家に時折やってきては母と世間話をしていたので、彼女は今日もそうなのだろうと警戒なんてしていなかった。
使用人に抱きかかえられた時、母に助けを求めたが、何故か母は笑って彼女に手を振っていた。
彼女は、立派な屋敷に連れてこられ、小さい子供でも分かるくらい身分の高そうな男に会った。男は彼女を一瞥しただけで、彼から声をかけられることは無かった。
ナラメが使っていた部屋で彼女を連れてきた使用人から、母を殺されたくなければナラメになれと脅された。
先ほどあった男が実の父親のオブーツェ伯爵だということ、そして彼女が双子だったことを教えられてとても驚いた。
彼女は贅沢な暮らしをしていたナラメが羨ましくなった。
始めから、自分がナラメなら良かったと平民の感覚ではとても豪華な部屋を見渡しながらそう思った。
使用人からナラメにならないと母が死ぬと言われた後なのに、彼女は今いる環境の豊かさに心が浮ついていた。
彼女は、死んだナラメの代わりにこの贅沢を享受できると知って少しだけ喜んだが、それも長くは続かなかった。
ナラメになれなかった時は、教育係によって背中に容赦なく鞭を振るわれた。鞭の跡は残らないのに、ただひたすら痛みが続くのが嫌だった。
「いたい、痛い。なんでわたしがこんな痛い思いしなきゃいけないの? なんで、ナラメは死んだの。死ななきゃよかったのに、お母さん、さみしい、いたいよぅ」
彼女は死んだナラメを恨んだ。
母に会いたかったが、今の彼女にはナラメになる道しかなかった。
無理やり連れてこられた彼女は、怪我の療養の為にオブーツェ家の領地で静養していることになっている。
いくら双子とはいえ立ち振る舞いを見れば、違和感を持つ人間が出てもおかしくないからだ。
領地での教育は過酷すぎて、必死で自分はナラメだと思い込むことで何とか生きてこられた。
彼女は貴族として平均的な魔力を持っていた。魔法の勉強は、そこまで厳しいものではなかったので彼女の数少ない楽しみの一つだった。
ナラメが出来たことを彼女も出来るまで鞭は続いたが、彼女の要領が良かったのかそこまでひどい折檻は長く続かなかった。
ナラメがナラメになる大きな助けになったのは、領地の屋敷にあったナラメの机の引き出しに保管されていたアリア・マリージアからの手紙の束だった。
わざわざ王都で受け取った手紙もこちらに持ってきており、丁寧に整理されていた。
オブーツェ伯爵とマリージア侯爵は、親しい友人で王都にいる時は同い年のナラメとアリアをよく遊ばせていたらしい。その関係で、ナラメとアリアは頻繁に文通をしていたようだ。
ナラメの書く字がナラメと同じ筆跡になるまでは、アリアとの文通は出来ない。
筆跡で、別人が書いていると気づかれるかもしれないからだ。代筆で手紙を書いたことのないナラメが、突然代筆で手紙を送れば子供相手でも怪しまれるとオブーツェ伯爵が警戒したのだ。
オブーツェ伯爵がマリージア侯爵に、娘はしばらく文通が出来なくなったと詫びを入れたらしい。
数日後、ナラメ宛にアリアからわざわざ見舞いの手紙が送られてきた。
返信がないことは分かっているが、どうしても見舞いの手紙を書きたかったと書かれた温かい言葉が綴られている内容にナラメは泣いた。
この手紙がなぜナラメ宛でないのかと目から涙が溢れていた。
ナラメがとても羨ましくて、既にナラメはいないことが悲しくなった。
「ああ、ナラメ。どうして死んでしまったの? こんなにすてきな手紙をもらえる女の子だったのに、わたしもナラメに会いたかった」
オブーツェ伯爵は、領地に月に一度ナラメの教育状況を見に来るだけだ。
元々、彼が領地に訪れることは少なかったようだが、月に一度の領地訪問が多い方なのかは、ナラメには分からなかった。
ナラメを教育をしている使用人からナラメの話を聞くだけで、彼女に会うこともなく王都に帰っている。
ナラメになる前はそれがひどく寂しかったが、鞭の痛みで次第にそれも無くなってしまった。
ナラメが王都に戻ることが許されたのは、彼女が十一歳になった時だった。ナラメはもうナラメよりも令嬢として振舞えている。
もう、ナラメは死んでしまったナラメ以上のナラメになっていた。
オブーツェ夫人とは療養所で一度だけ会ったことがある。完璧なナラメになった彼女を、突然オブーツェ伯爵が連れて行くと決めたからだ。
療養所に向かう馬車の中で、ナラメは初めてオブーツェ伯爵から話しかけられた。
「いいか、サルマは繊細な女性だ。余計な心配をさせるような発言はするな」
「はい、オブーツェ伯爵」
「サルマの前だけお父様と呼べ」
「はい、分かりました」
療養所では、オブーツェ伯爵に連れられて面会用の部屋に案内された。ナラメは大人しくソファーに座ってオブーツェ夫人がやってくるのを待っていた。
オブーツェ夫人が部屋に入ると彼女は嬉しそうにナラメを呼んで近づいてきた。
だが、彼女がソファーから立ち上げり挨拶をしようとした時、不思議そうに彼女を見つめてきた。
「ナラメ? 変ね、愛しいナラメなのに、どうしてかしら? ナラメじゃないみたい」
「何を言ってるんだサルマ。ほら、君にそんなことを言われたからナラメが悲しんでいるよ」
「あ、ごめんなさいね。ナラメ、ほら、お母さまよ。しばらく会えなかったから随分と大きくなったわね。……ああ、ナラメが私を見てすぐに抱き着いてこなかったから不思議な感じがしたのね」
「ああ、なるほど。もうナラメも立派な令嬢だ。抱き着くのが恥ずかしいのだろう」
「だから、ナラメじゃないみたいなんて勘違いしたのね。ナラメ、立派になってお母さまは嬉しいわ」
「はい、お母様。私はお母様みたいに素敵な女性になりたいのです」
「まあ、何て嬉しいことを言ってくれるの」
その後、何の問題もなく親子の団欒が出来ていたはずだが、屋敷に戻るなりオブーツェ伯爵に執務室に呼ばれて二度と妻には会わせないと言われた。
オブーツェ夫人には、ナラメは怪我の後遺症を悪化させない為に馬車での移動は少なくしたいと誤魔化したようだ。
オブーツェ夫人との出会いの他に、印象的だったのはアリアとの出会いだった。
ナラメは十一才になって、ようやくオブーツェ伯爵から王都への帰還を許可された。
そして、オブーツェ伯爵夫妻以外で初めて会った高位貴族がマリージア侯爵家のアリアだった。
ナラメの筆跡は九才の時になる前に習得していたで、その時からアリアとの文通を再開して今でも疑われることもなく続いていた。
ナラメが初めて会ったアリアは、とても素敵な女の子だった。
「お久しぶりねナラメ! 貴方が元気になって、こうして私に会いに来てくれたことがとてもうれしい!」
「お久しぶりですねアリア様。……なんてね。アリア、今は普通に話してもいいかしら? もちろん人前ではきちんと礼節はわきまえるから」
「もちろんよ! 私、久しぶりに貴方と会えたからって貴族としての礼節を忘れていたわ。はしたなかったわよね」
「私は、アリアがすごく喜んでくれたことがとっても嬉しかったわ!」
「ふふ、よかった。これからは文通だけではなく、こうして抱きしめることも出来るのね!」
ナラメの怪我の完治を喜んだ彼女に抱きしめられた時の温かさは、しばらく忘れられないほど心地よかった。
優しく抱きしめられたことなどオブーツェ伯爵家に来てから一度もなかった。
マリージア侯爵家の面々に挨拶した時も危なげなくナラメとして振舞えた。
アリアとは友人として仲良くしていた。ただそれが上手くいかなくなったのは、十三才の時にアリアからガイナーを紹介された時からだった。
「ナラメ、こちらの方はガイナー第二王子殿下。手紙にも書いていた、去年に私が婚約した方よ。ガイナー様、こちらはナラメ・オブーツェ。私の一番のお友達です」
アリアを介して出会ったガイナーは、ナラメが思っていたほどの王子様ではなかった。
アリアの手紙には、ガイナーのことをこれでもかとべた褒めしていたので、どれほどの人物なのかと期待していたのだがアリアと彼の様子を伺うに、ナラメはこれが恋した者の欲目なのかと理解した。
この頃からオブーツェ伯爵の様子がおかしくなったのをナラメは気づいていたがそれを無視した。
それが、破滅への道に足を踏み入れるきっかけだったことにナラメは気づけなかった。
「ガイナー殿下と親しくなって、マリージアの娘との婚約を破棄させろ。方法は何でも……そうだな、あの女が得意な色仕掛けでもやってみせろ」
そうオブーツェ伯爵に言われた時、ついにこの男にナラメが使える魔法がばれたのかと血の気が引いた。
それは、対象に触れた状態で魔法を使用すると一番好意を抱いている人物と同じ好意を使用者にも感じるという、ニーラルの家に伝わる秘匿魔法だった。
秘匿魔法とは、その魔法を作った者を祖とし、その血筋ではない者には扱えない魔法。公にするべきではない、扱いの難しい魔法を管理する為の特別な魔法だ。
ニーラルはこの魔法を【天秤の愛】と呼んでいた。
ニーラルはこの【天秤の愛】を使って、愛妻家で有名なオブーツェ伯爵の愛人に収まった。
魔法を使わなければ、彼の愛人には絶対になれなかったからだ。
ニーラルは、とある男爵家の生まれだった。男爵家当主は【天秤の愛】を使って愛人になった娘と縁を切った。
家に伝わる秘匿魔法を勝手に使ったニーラルを、その父親である男爵は許せなかったのだ。男爵はニーラルが二度と【天秤の愛】が使えないようにしてから追い出した。
その娘に【天秤の愛】の使い方を教えるのは想定外だっただろう。
そうしてニーラルとナラメは平民の愛人とその子供として暮らしていた。
ニーラルがオブーツェ伯爵に恋をして、【天秤の愛】を使ってまで愛人になったのは、彼女とオブーツェ夫人の容姿が似ていたことも諦めきれない理由の一つだった。
「魔法は、あの人があたしを愛するきっかけを作っただけ。あの女に似ているあたしがあの人に愛されないはずないもの。今はあの女が弱ってるから同情して強い私を放ってあの女のそばにいるだけよ。あの女がいなくなればすぐにでもあたしに会いに来るんだから」
ニーラルの思い込みは狂気じみていたが、オブーツェ伯爵に対する愛はもっと狂気じみていた。
自分が産んだ子供を奪われておきながら、その存在を残された娘に伝えず、オブーツェ伯爵への愛情をなくすことなく暮らしていたのだ。
ナラメは、この魔法の使い方を教えてもらってはいた。だが、幼いころに覚えただけの魔法を使ったことは一度もない。
だから、オブーツェ伯爵がどこで【天秤の愛】の存在を知ったのだろうかとナラメは考える。
ニーラルが教えることは絶対にないだろうし、男爵家がこの男に接近してわざわざ【天秤の愛】の存在を教えるはずがない。
とりあえずナラメは、疑問に思っていたことをオブーツェ伯爵に聞いてみることにした。
「いったい、どうしてそのようなことをしないといけないのでしょうか」
「お前が知る必要などない。お前だってあの女と同じように淫乱に成長するだろう。少しずつガイナー殿下に好印象を与えて、いざというときに体を使って篭絡しろ」
ナラメはオブーツェ伯爵の言葉に、魔法のことは知られていないと分かって安心した。
単純に、ニーラルが体を使って愛人になっただけという認識らしい。
【天秤の愛】による好意の感じ方は使った当時の好意のままなのだ。
ニーラルが【天秤の愛】を定期的にかけ続けなければオブーツェ夫人との好意の差が出来る。
元々、ニーラルに抱く好意はオブーツェ伯爵にはなかった。
もう【天秤の愛】を使えない彼女では覆せないほどの好意の差が出来たのだろう。
「さすがに、今すぐどうにかしろと言っている訳じゃないのは分かるな。これは年単位で計画されたものだ。しっかり努めれば、あの女と会わせてやる」
「っ、本当ですか!? 本当に母に会えるのですか?」
「お前の母はサルマだけだ。二度と私の前であの女を母と呼ぶな」
ナラメがニーラルを母と呼んだことが気に食わなかったオブーツェ伯爵は顔をしかめる。
「……申し訳ありません。ですが、ガイナー殿下とアリアの婚約は王命だと聞いています。私が原因で婚約破棄になった場合、オブーツェ家はひどい損害を受けるのではないのですか?」
「そのようなことをお前が考える必要はない。やれと言ったことをやれ」
「分かりました。私に出来る限りのことをやらせていただきます」
ここからナラメの地獄が始まった。
ナラメがどんなに努力しても、ガイナーにとってナラメはアリアの友人の一人という認識しか得られなかった。
ナラメはオブーツェ伯爵の無言の圧力にとても疲れていた。
どうやってもガイナーの関心を得られなかったナラメだが、彼に【天秤の愛】を使うことには迷いがあった。これをガイナーに使うのは、何か違う気がしていた。
だが、躊躇していたガイナーへ【天秤の愛】を使うことをナラメは決めた。それはアリアとの関係が変化したからだった。
アリアは、ガイナーという婚約者が出来てからナラメと会っている時や家の付き合いで参加したお茶会でも、彼のことを一言も話さない日はなかった。ナラメへの手紙にも必ずガイナーの話題が書かれていた。
ナラメは、次第にアリアへ憎しみを抱くようになった。
何も知らないアリア。
純粋無垢なアリア。
綺麗なアリア。
いつか幸せな結婚をするアリア。
ナラメはアリアの全てを壊したくなった。
ナラメが【天秤の愛】を初めて使った相手は町で見かけた平民の子供だった。【天秤の愛】の効果が本当にニーラルから聞いたものなのかを試したかった。
初めて使った【天秤の愛】は、どうやら母親への好意をナラメに抱いたようで、母親に甘えるような口調でナラメにしがみついてきた。
いくつか質問した後すぐにその場から離れる。
対象に【天秤の愛】を使った時点で解除は不可能だとナラメはニーラルから聞いている。
あの子供は死ぬまでナラメに【天秤の愛】を使われた時に抱いていた母親と同じ好意を持ったままになる。
【天秤の愛】を年上の男に使うとほとんどが性欲を伴う恋情をナラメに向けた。人目の少ない場所で魔法を使っていたせいで彼女へ突然迫ってくることがあった。
こんな時には、ナラメが防衛のために習っていた魔法を使って逃げ出していた。
ナラメが多くの人間に【天秤の愛】を使って魔法の特性を完璧に理解したのは十五才の時だった。
ナラメには、何もない。父も母も本当のナラメもいない。
【天秤の愛】を使った数多くの彼女に向けられた好意が偽物だと知っている。
もう、偽物の好意がいくつ増えようとナラメにはどうでもよくなっていた。
ガイナーに【天秤の愛】を使うことで、彼が持っていたアリアへの関心を簡単に奪えた。
オブーツェ伯爵に言われた、体を使って誘惑することにも躊躇しなくなっていた。
始めからこうすれば良かったのだ。
ガイナーには会うたびに【天秤の愛】を使った。
会うたびに体でアリアへの感情を塗り替えた。
一線を越える行為をガイナーは避けていた。ナラメが誘ってもやんわりと断られた。アリアへの好意は、性欲より別の感情が強いのだろうか。
なら、ナラメとしている行為は一体何なのだろうか。
【天秤の愛】は途中で使うのを止めた。
ガイナーがアリアへ一番好意を抱いているのは分かるが、同時にアリアを疎ましく感じているのも気づいたからだ。
今のアリアよりナラメに恋慕を抱いているのも気づいていた。これでアリアとの婚約を破棄させることが出来ればナラメは母に会えるのだ。
だが、ガイナーとアリアの婚約破棄が出来ないままナラメは十七才になっていた。
今日は王都で有名なカフェで、アリアと二人きりのお茶会をしていた。
もうナラメは、アリアから本格的に結婚式の準備が進んでいると惚気られても何も感じなくなっていた。
「もうすぐドレスのデザインを本格的に決めないといけないの。布地や刺しゅうの模様がたくさんあって選ぶだけでも一苦労なの」
「やっぱり、王族との結婚式だからすごく綺麗なドレスになるんでしょう? ガイナー殿下と選んだりしてるのでしょう。羨ましいわぁ。私なんて婚約者がいまだに決まらないのよ。この後もガイナー殿下に会いに行くんでしょ?」
ナラメに婚約者がいないのは、オブーツェ伯爵が愛娘の婚約者の選抜に厳しい目を向けているからと世間には思われているが事実は違う。愛人の子供にガイナーへの色仕掛けをさせているだけだ。
友人が婚約者に色仕掛けをしていることを知らないアリアは、整った顔に寂しげな表情を浮かべた。
「ガイナー殿下とは、彼の公務が忙しくなったみたいで会えていないの。今日も、公務があるから会えないって言われているわ。だけど、ドレスのデザインを決める時は一緒に選べると思う」
「あら、そうなの? 残念、アリアはこの後、ガイナー殿下に会いに行くと思っていたから予定を入れてるのよね」
ナラメはこの後ガイナーとの逢瀬だ。
きっと今回も一線は越えられないだろうが、アリアより優先されている事実はナラメの優越感を刺激する。
「そうなの? 私のことは気にしないで、この後は弟のカールズと買い物をする予定だから」
「それはよかった。カールズ様、十四才で斬新な魔法をたくさん作ってるって聞いてるわ。未来のマリージア侯爵家も安泰ね」
「ええ、私には、弟が何故そんな魔法を作るのか分からない魔法が多くていつも驚いているのよ」
「アリアでも分からないことがあるのね」
「いやだわ、私はそこまで凄くはないわよ」
「私よりは魔法に対する知識はあるでしょ?」
魔法についてアリアと楽しく話していたナラメだが、そろそろ移動しなくてはガイナーとの逢瀬に遅れてしまう時間になった。
「私、そろそろ行かなきゃ、魔法の話、楽しかったわアリア」
「ナラメ、今度私の家に来てほしいの。ナラメも驚く魔法をカールズが作ったのよ」
「私も、ってことはアリアも驚いたのね。分かったわ、招待を楽しみにしてるわ。またね、アリア」
「またね、ナラメ」
二人は笑顔のままその場で別れた。
この日、アリアと別れて会いに行ったガイナーとの逢瀬で、ナラメはアリアを大罪人に仕立て上げることになった。




