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お友だち価格と、その可能性(所謂、人体実験?)
蓑虫の皆様に
「これくらいで良いでしょうか…」
と、黄門様のような独り言を呟き、
スルスルと降ろして、髪を解く
立ち上がれる者、崩れ落ちる者
様々な、状況の中で、ただ1人立ち上がった者がいる
ダリウスだ…
「こ、これは何なのだ!」
「煩い」
食い気味に言うと…騎士の礼を取る
「つ、強くなれたような…気が致します」
それは、気のせいだ
「如何ですか…髪の毛エステ?」
『うおおー!』という雄叫び?
「「か、身体が軽い?」」
あら?そんな事があるのかしら?
「…荒れていた肌が…」
と、フローレンスさんが、自分自身を見つめる
それは、良かった
そして
「この繭的な物を、どうにか使えないか…私に、任せていただけないでしょうか?」
私は、彼女に任せたいと思った




