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第53話 ティエナの秘密

 シオンさんの工房に続いてやってきたゲイルさんの工房では、買い物はすぐに終わった。

 脇差しの製作を頼んで、ユズが投げナイフを何本か買って……大きな変化はクロードが剣を新しく買ったくらいだ。


 先端に向けて鋭くなった笹の葉のような形の刀身で、斬撃よりも刺突に向いた剣らしい。

 刀身の真ん中に溝が彫られていて、ここから空気が入ることで刺した剣が抜けなくなるのを防ぐという、なかなかえぐい剣だ。


 買い物を終えた後は、ゲイルさんに誘われてほうじ茶を頂きながら、三日月党のことについて話したり、雑談したりしていたのだが……


「ミスリルの名剣か…… それは厄介だね」

「武器としては、この刀の方が上だと思いますけど」

「はは、ありがとう。お世辞でも嬉しいよ」


 ゲイルさんは爽やかに笑うが、お世辞のつもりはない。

 この刀もレリックのミスリルソードもランクはB、品質はこちらがSなのだから、こちらの方が上のはずだ。


『そうとも限らぬ。

 ランクや品質が上であろうと、あらゆる物事において優っているわけではない。あくまで目安と思え。

 天龍眼は全てを見通す。だがユート自身が(めくら)では無意味だぞ』


 ……天龍に説教くらってしまった。

 カタログスペックだけでは物事は測れないってことかな。


「確かに、アルマ君の刀は僕の自信作だ。

 でも、ミスリルの名剣と打ち合えば…… 斬られるのは刀の方だろうね」

「ああ、ミスリルは魔力を宿すからね。軽くて強靭で、武器や防具として破格の性能を持つ迷宮金属だ。

 アヅマの目から見て名剣と評するほどのミスリルソードなら、ドラゴンの鱗だって切り裂くだろう」

「……ふーん、リーダーがドラゴンを倒せる探索士になるって言ってたのも、あながち夢物語じゃなかったんだね」


 気のないような言い方だが、ユズはちょっと嬉しそうだった。

 ちなみに迷宮金属の多くは魔力を秘めていて、普通の金属とは異なる性質を持つものも多く、武具の素材として優秀なものは国が輸出制限をかけていたり、精練や鍛冶の方法が機密にされていたりする。


「つまり、レリックの剣で斬られたり、盾や剣で受け止めたりせずに、倒さないといけないわけか」

「……まるで謎かけだねえ」

「もう全部かわして一撃で倒す、でいいんじゃない?」

「そんな簡単に出来ることじゃないだろう。向こうだって防具もつけているだろうし」

「アルマ君の刀ならできると思うよ。

 その刀を用いれば、腕次第でガルバーのように鎧兜を斬ることもできるだろう。作った僕が言うんだから間違いない」


 ゲイルさんが言うと、クロードとユズが俺の方を見た。

 兜割りってすごい難しいんじゃなかったっけ…… レリックがそんなガチガチに着込んでいないことを祈っておこう。


「ところでガルバーって誰ですか?」

「えっ」

「えっ」

「えっ」


 まさかの総ツッコミであった。




 近代剣術の祖であり、多数の弟子がいたという剣聖ガルバーは、様々なエピソードを残した人物だったらしい。

 特に、流浪のガルバーが一宿一飯の恩に報いて山賊やドラゴンや悪い軍隊をばったばったと斬り倒す、というパターンのエピソードが無数にあり、まるでちりめん問屋のご隠居様のような様相だ。

 子供向けのおとぎ話としても定番で、ガルバーの名前も知らないのは珍しいのだとか。


 まあ、遠方の出身だから、ということで誤魔化したが、そのあと色々とガルバーの逸話を聞かされてしまったのであった。

 途中でお腹一杯になってしまったので早めに辞退したのだが…… ちょっと中途半端な時間になってしまったな。


 昼食には少し早いし、午後のティエナとの約束も鐘の鳴った後ということになっている。

 今から行っても、午前の市に霊薬を売りに行ってて工房にいないかもしれないのだが……


「いいんじゃない? 鍵の場所は聞いてあるんでしょ?」

「なら、彼女も含めて四人で昼食にしよう。

 僕とユズで食料を買っていくから、アヅマは先に工房の方に行っててくれるかな」

「そうだな。わかった」


 そういうことになった。


 一旦ユズとクロードと別れ、ティエナの工房に向かう。

 ティエナの工房も、通りはそれぞれ違うがゲイルさんやシオンさんと同じ職人街にあるのでそれほど遠くない。


 ティエナの工房は看板も何もない、ごく普通の小さな一軒家だ。

 鍵は玄関先の植木鉢……赤、青、緑と並んでいるうちの真ん中の鉢の下に隠されているので、それを取り出す。

 ちなみに、色は鉢ではなく植わっている植物の色だ。

 様々な薬の材料になる薬草(ハーブ)らしいが……緑はいい、赤もまあ許容できるとして、全体が見事に真っ青なハーブは、なんだか不気味で飲む気になれないな……


「お邪魔します」


 おそらく留守だろうとは思いつつ、鍵を開け、声をかけて中に入る。

 工房内は薄暗く、やはり人の気配はないようだった。


 ちなみに、手前は店舗で奥が鍛冶場となっているゲイルさんの工房とは違い、ティエナの工房は手前が作業場、奥が生活用のスペースとなっている。

 ゲイルさんは別に住居があり、ティエナはここで生活しているという差でもあるな。


 そこに入る鍵の隠し場所を教えてくれるのは、信頼されていると喜ぶべきか、不用心だと心配すべきか。


 ともあれ、ユズとクロードが来るまでまだ時間がありそうだし、ティエナもいないんじゃ手持ち無沙汰だな。

 ……よし、風呂でも沸かしておくか。


 そう、この工房にはお風呂があるのだ!

 お湯を含ませた布で身体を拭くくらいで入浴の習慣が無い世界だが、お風呂が無いというわけではなかったらしい。

 かつては貴族がたまにしか入れないような贅沢だったらしいが、魔力製品による湯沸かしと上水道が完備されたラディオンではお風呂を備えた家や宿もある。

 まあ、ここにお風呂が備えられているのは、危険な薬品などが身体にかかった時に素早く洗い流せるように、という理由らしいが。


 日本に比べて湿気も低く、汗をかいてもべたつきにくいとはいえ、やっばり日本人はお風呂に入りたいもんだよな。

 ここにお風呂があると知ったときには、思わず興奮してはしゃいでしまって、よりによってティエナに「ダ、ダンナ、落ち着いておくんなせぇ!」とたしなめられてしまったほどだ。


 日本人でなくとも、帰ってきたらお風呂の用意が出来ている、というのは嬉しいものだろう。

 そうと決まれば勝手知ったる他人の家、とばかりに奥の居住スペースへの扉を開けて中に入り、お風呂場へと向かう。

 脱衣場のドアを、特にノックなどもせずにがちゃりと開けた。


「ほあっ?」

「──えっ」


 ティエナがいた。

 珍しいことにサングラスをかけていない。

 金色の髪がしっとりと濡れて艶々と輝いていた。

 目を丸くして、俺を見つめている。


 なるほど、つい留守だと思いこんでいたが、お風呂に入っていたのか。

 普段のキャラがキャラなので意識していなかったが、均整のとれたプロポーションで、素っ気ない白の木綿の下着姿でも目を奪われるものがある。


『おい、ユート。いつまでまじまじと見ているつもりだ?』


 ちゃうねん。

 これは事故。そう、不幸な事故なのだ。

 一言詫びて、速やかにドアを閉めるべきそうすべき。死にたくなければそうすべき。


「──ぁ」

「ほ、ほぎゃあーーーーっ!!?」


 俺が何か言う前に、ティエナは色気も何もない悲鳴をあげて、両手でばっと目元を隠した。

 ちょっと待て、隠すのそこなのかよ!


「な、なんでダンナがここにいなさるんで!?

 あっ、ち、ちょっと待っ、め、メガネ! 眼鏡は何処に行きやしたんですかい!?」

「眼鏡よりも服を着ろよ!?

 う、後ろ向いてるから!」


 自分で目隠しをしながら狭い脱衣場をふらふらとさ迷って、「おべっ」とか「げぶっ」とか愉快な悲鳴をあげるティエナから慌てて背を向ける。

 いや、さっさと出ていけばいいのだが、こう、なんというか、タイミングを逸したというか……


『ふむ。ユート、見たか?』

「見てないよっ!?」


 いや、見たけど。見たけど見てないよ!


「ふう…… よし、これで一安心ってもんでさあ」

「ああ、ごめん、ティエ──」


 振り向いたら、ティエナはサングラスをかけていた。

 今日のサングラスは、目尻が大きくつり上がった三角形だ。アニメで「兄貴」とか呼ばれるようなキャラがつけていそうな形である。


 それはいいんだが。

 格好はまだ下着姿のままだった。


「だから眼鏡よりも服を着ろよっっっ!!!??」


 全力でツッコミいれて、脱衣場のドアをばたんと勢いよく閉めた。




「お見苦しいものを見せちまって、申し訳ありやせん。にへへ……」


 しばらく待つと、今度はちゃんと服を着たティエナが脱衣場から出てきた。

 湯上がりだからかほんのり頬を染めて、もじもじしている。

 ……いや、そこで照れられると、俺も何だか気恥ずかしい。


「俺の方こそごめん、留守だと思ってて、帰ってくる前にお風呂でも準備しておこうと思ったんだ」

「いやいやいや! あちしの方こそ、ダンナ達が来る前に汗を流しておこうかと思いやして…… 間の悪いことで、にへへ」


 それは確かにタイミングが悪かったな。

 元々、午後の鐘の後にここに来る予定だったのだから、やはり悪いのは俺の方だろう。ティエナに落ち度はない。


「あの…… 見ちまいやした、よね?」

「えっ、いや、見てなっ……

 ……はい、見ました、すみません」


 つい反射的に否定しようとしてしまったが、もはや言い逃れのできる状況ではない。素直に頭を下げる。

 しかし、まさかこんなベタなお色気イベントが自分の身に起ころうとは、この天龍の眼を以てしても見抜けなかった……!


「そいつぁ、どうも、気持ちの悪いもんを見せちまいやした。

 ダンナはいつもあちしに良くしてくれるんで、出来れば見られたくなかったんですがねぇ……

 うう、せめて、このことは誰にも言わねぇでおくんなせぇ、あちしにできることなら何でも致しやすんで……!」


 ん、え、あれ? 何でティエナの方が頭下げてるんだ?

 というか、今にも土下座しそうな勢いだ。


「え、いや、ちょ、待って待って。

 何の話だ? いや、そりゃ裸を見た話なんて他人には言えないけど……!」

「いやいやいや、あちしの裸なんて、へぇ、そんな大したものじゃあありやせんで、どうも、お粗末様ってもんで……!」

「ああいや、その、こちらこそ結構なものを」


 顔を真っ赤にしてぺこぺこするティエナに、思わず俺も意味不明な返事をして頭を下げてしまう。

 ううむ、しかし、ティエナがこんなふうに言うような、変な傷やアザのような目立つものは無かったような気がするが。


「えっと…… こいつのことでさあ」


 かちゃり、とサングラスをずらして、目元を見せる。

 サングラスの下の目はすっと綺麗なラインの切れ長で、透き通るような左右の瞳の色が美しい。

 その右目は青、左目が赤の虹彩異色(ヘテロクロミア)だった。


『私が、見たか、と言ったのはこのことだ。珍しい眼をしているな』

「ああ、綺麗な眼だな」

「ふえっ!? い、いやですねダンナ、そんな、あちしなんかにそんなこと言っちゃあ勿体ねえってもんでさ!」


 何気なく言った一言で、ティエナは首の上が丸ごと真っ赤になって頭を抱えてしまう。


「うう、そんなこと言ったのはダンナが初めてですぜ……

 左右の瞳の色が違う子は不幸を招くってんで、小せえ頃は随分といじめられっちまったもんで……

 あちしに薬の作り方を教えてくれたおっかさんなんかにゃ、いずれわかってくれる人ができらぁね、なんて言われたもんでさあ」


 お母さんもその口調だったのかよ、おい。


「村に流行り病がやってきておとっつぁんが倒れちまった時にゃ、これもあちしのせいだなんて、母子で村から追い出されちまって。

 へへ、あいつら、おっかさんの薬がなきゃ死んでたかも知れねぇってのに、浮き世は酷なもんでさぁねぇ……」


 その母親は今はどうしているのだろう?

 ……今、一人でこの工房に暮らしているティエナにそれを聞くのは、きっと酷なことに違いない。

 両目の色が違っただけで、不幸を招くなんてことがあるのだろうか?


『珍しい特徴ではあるが、それ以上のものではない。

 不幸にしろ幸運にしろ、それを呼び寄せるものは世界の運行に干渉していることになる。黙って存在しているだけでそれを成すことなどありえぬ。

 もしそんなモノがいるとしたら、それはこの世界そのものよりも上位の存在、言うなれば神である、ということになるな』


 要するに、ただの迷信ということか。

 ただ、いわれのない迷信で辛い目にあった人は……迷信を信じ込んだ人々に辛い目にあわされた人は、俺の世界にだって存在したのだ。


 気持ちはわかるとか、頑張れとか、こうすればいいとか、そんな薄っぺらい言葉や無責任な指示は、こんな時には意味がない。

 ただ、うつむいたその頭に手を乗せて、優しく撫でてやった。


「うぇ、ダ、ダンナ……?」

「辛かったな。もう大丈夫だ」


 これくらいの、なんでもない一言が、一番効果的なものだ。

 根拠なんかなくていい。少し楽になれればいい。

 嫌がる様子を見せないティエナの髪を、そうやってしばらく撫でてやっていると、不意にじわりとその目に涙が浮かぶ。


「ア……アヅマのダンナぁー!!」

「うわっと、お……!?」


 いきなり全力で飛びつかれて、思わず後ろに倒れこんでしまった。

 ティエナともつれあいながらも、彼女が怪我をしないように咄嗟に頭を抱え込む。

 家中に響くような大きな音を立てて、床の上に倒れ込んだ。


「いつつっ…… 大丈夫か? ティエナ」

「ふぐぅっ…… ダンナぁ、あちしは一生、ダンナについていきやすぜ!」


 倒れ込んだまま、ティエナは俺の胸元に顔を埋めてすがりつく。

 このままでは起き上がれないが…… まあ、仕方ないな。

 とりあえずティエナが落ち着くまで待とう、と思い、しばらくティエナの背中をぽんぽんと叩いてやった。


 その時、がちゃり、と工房に続く扉が開く。


「今、すごい音がしたしたけど…… 何やってんの?」


 いつの間にかやってきていたユズが、抱き合って倒れこんでいる俺とティエナを見下ろして冷ややかな目をしていた。




「にっへっへ、今日もお忙しい中、お足をお運びいただいて恐縮次第にござんす。それじゃあ先日に引き続き、人体の仕組みってえやつから学んでいきやしょう」


 昼食を済ませ、午後の鐘が鳴る頃、授業が始まった。

 ティエナを講師とした、薬学と錬金術の授業である。

 彼女に頼み込んで、週に二回ほど教えてもらうことになっている。もちろん報酬も払ってのことだ。


 目的はずばり、ユズに薬学Lv4を習得させて、上位クラスの暗殺者になること。

 俺とクロードも一緒に授業を受けるのは、ユズに成長速度補正アビリティの効果を与えるのが狙いである。

 ……まあ、上位クラス自体にはもうなってるんだけどね!


ユーザニナ・ニンフィア・ルブルムフロウ エルフ Lv25

28歳 女性 無属性

隠密Lv2


 斥候Lv30とスキルの隠密Lv4で取得できる二次クラスだ。

 スキルもクラス名も隠密でややこしいが、奇襲攻撃の効果と成功率を高める「奇襲」というアビリティが増えていた。

 同じ斥候系クラスの暗殺者なら重複してレベルを上げることも難しくないだろう。このまま上位クラスの二重取りを目指す予定である。


 それにしても、薬学の勉強ってひたすら薬草の種類と効果を覚えるのかと思ったら、こんな生物や保健体育の授業みたいなこともやるんだな。

 薬が何処にどう効いているのか理解してないと、適切な薬を選択するのは難しい、だとか。

 解剖図が意外に詳しくて、現代のものとほとんど違いがなかった。


「むーずーかーしーいー!

 に、人間の体の仕組みなんか勉強しても、エルフとかドワーフとか魔物には意味ないんじゃないっ?」

「ところがどっこい、細けぇ違いはありやすが、エルフもドワーフも魔物も、ドラゴンやアリやクモやスライムに至るまで、心臓と肺があって口から胃に繋がり腸を通って出すものを出す、ってぇ基本は同じだそうでさぁ。

 魔物には色々と差がありやすが、人間やエルフやドワーフについては、基本的にどんな薬も同じように効くってえ寸法なんで、キッチリ理解してくだせぇ」


 ……まあ、一番必要なユズが一番難航している辺り、ままならないものだが。

 というか、スライムにも内臓ってあるのか……?


「こうして仕組みを知ると、身体は急所の塊だなあ。心臓も、左胸というより、真ん中のやや左寄り、といったところにあるんだね」


 対照的に、クロードは順調な様子だ。

 この後は霊薬調合の実習なんかもやるのだが、クロードは最初から品質DやEの霊薬作りに成功し錬金術Lv1と薬学Lv1を習得していた。

 クロードは本当に何でもできるなあ。


 逆にユズは、霊薬の失敗作すら出来上がらない完全な失敗である。

 錬金術スキルも全く上がっていない。

 どうも、調合過程で魔力を使うのが上手くできないらしい。


 ちなみに、調合過程で魔力を使うのが霊薬、使わないのが調合薬、という分類になるらしい。

 してみると、錬金術も魔法の一種なんだな。

 薬作りだけが錬金術の全てではないらしいが、ティエナの修めている技術は薬作りに特化している。


「それにしても、上手くいかないもんだな……」


 ユズが三日月党との戦いのまでに暗殺者になるどころか、探索に役立つような薬を作れるようになるかどうかも怪しい。

 まあ、必要なものはティエナに作ってもらえばいいし、無駄になっているわけではないんだが……


 ともあれ、やれることはやっておくべきだろう。

 俺自身が暗殺者のクラスを得るのもアリだ。

 なんだか資格を取るために勉強するみたいな話だな、と思いつつ、ティエナの授業に耳を傾けるのであった。

次回予告

 ルティアたちと共に、牙狼の迷宮の最深部へとユートは挑む。

 初めてのボス。初めての共闘。激戦の火蓋が切って落とされる。

 次回、第54話「狼たちの統率者」

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