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マルセールについて

ご感想お待ちしてます!よろしくお願い申し上げます。

「どうされました?みなさん?」


「い、いやいやなんでもないですよ。それよりこの国のことについて色々教えて下さいませんか?クラッチ殿。」


「国のこと‥‥ですか?」


苦し紛れのコルネリウスの質問にクラッチが少し戸惑いの表情を浮かべている。


「そういえばクラッチさんは評議員って聞いたけどこの国はクラッチさんみたいな評議員が集まって国のことを決めてるって言ってたけど本当なの?」


「えぇ。川崎さん。その通りです。毎年200人いる貴族から50人の評議員を貴族の投票で決めます。そして、貴族ではない市民からも5人の護民官を選出します。

その計55人であらゆる国のことを決めるのです。」


「あら?それだと市民からの声は反映されないんじゃないかしら?」


「確かにそうですね。どうされてるんでしょうか?」


ディアボロとアウレリアが全員が思っているであろう疑問をぶつける。


「えぇ。ただの多数決だとそうなってしまいます。基本的に国の運営に関わる法案は評議員が出します。そしてその法案を55人の評議会で可決か否決しますが、5人の護民官には特別な拒否権を持っています。5人の内1人でも法案に反対すればその法案は通りません。そのため市民の声を反映出来るのです。」


「な、なるほどのぉ。それは面白い。コルネリウスよ。」


「はい。しかし、こうも町中で激論を交わしあっていては国民はいつ仕事をしておるのでしょうか?」


「えぇ。そう思われるでしょうね。‥‥‥。」


そこまで言うとクラッチは黙りこんでしまった。



「ほ、ほんとに美味しいお料理でした!クラッチさん!ありがとうございました!」


気不味さを感じたのかアウレリアが慌てて料理の礼を述べた。

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