作戦開始
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「川崎よ。うまくいくかの?この作戦は。」
「俺の作戦は大したもんじゃないですがあなたの兵士達は素晴らしいでしょ。心配されずにここから見ていましょう。」
「弥太郎さんのいう通りですよ。アテラ王女!コルネリウスさんは優秀ですし皆さんヤル気に満ちてらっしゃいますし。」
王女アテラ、川崎弥太郎、アウレリアの3人は作戦の舞台となる森、草原、東野岩壁を見渡せる南の高台に腰を下ろしている。
目の前の草原にはコルネリウスを中心に精鋭騎馬10騎が森の手前で並んでいる。
右手の岩壁には姿こそ隠しているが、岩壁の上に弓兵が、岩壁の裏には騎兵と物々しい重装歩兵たちが控えている。
その騎兵の中には医務担当としての能力と乗馬のセンスを買われたディアボロの姿もあった。
草原に突風が吹く。すると森の中から一頭のニトロシシが顔を出した。
スッとコルネリウスが手に持った旗を上げる。
作戦開始の合図である。
コルネリウスを先頭に森に近づき、顔を見せた一頭のニトロシシに騎乗からコルネリウスが射抜く。
すると直ぐに異変に気付いた数頭がコルネリウスに突進していく。コルネリウスは直ぐに踵を返し、東の岩壁へあまりスピードを上げずに駆けていく。
数頭が突進していくと、さらに次々と後ろからニトロシシが続いている。弥太郎が遠くから見るだけでもかなりの数が後に続いており土煙が舞っているのが分かる。
「始まったの。頼むぞコルネリウス。」
祈るような声を出しているアテラ。
ニトロシシ200頭を引き連れたコルネリウス達は遂に岩壁に入り込んでいく。遅れること数十秒でニトロシシも突入していった。
よろしくお願い申し上げます。




