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祭りの終わり。

ご感想ください!!!笑

祭りも終盤。火は陰り、町も昼間の異常な熱気からは落ち着きを取り戻しきつつあった。そんな町の特別室にアテラと従者コルネリウスの姿があった。


「いやぁ。楽しかったの。久しぶりじゃ王宮から出てこんなにも楽しいのは。」


「左様ですね。王女は王不在の期間の仕事を一手に担っておいででしたから。‥‥しかし、この後の事も忘れてはなりませぬぞ。」


「皆まで言うな。コルネリウス。我も分かっておる。‥‥実は今度の一件、今日紹介した川崎も連れて行くつもじゃ。」


「そ、それはなりませぬ!相手が獣とはいえ毎年死人も出るほどの、もはや戦ですぞ!一般市民のそれも商人などを連れて行く訳には行きませんぞ!」


「そんなことは言っておられぬのはそちも分かっておろう。今年はさらに数も多いと聞く。それにこのハーベストフェスでの我々への警護体制や町全体の避難経路も含めた動線の確保など、完璧であった。」


「た、確かに万が一の事故や事件に備えた人員配置や通路の確保などには私も驚かされましたが、‥‥あの者に戦闘行為などできるとは思いませぬ。」


「いや、我の頭脳の補助をしてもうのだ。それにそちがなんと言おうともう決めたことじゃ。我らには外からの風が必要じゃからな。」


「はっ。しかしあまり期待されぬよう。」



祭りのエンディングセレモニー(アテラ王女からの祝辞)も終わり住民達も家路に着いていた。

「いやぁ。楽しかったなぁ。アウレリア、ジャムの売れ行きはどうだったって?」


「それが、やっぱりものすごい人気が出まして、夕刻には売り切れちゃったんです!これから農家の皆さんで夜通し作られるそうですっ!」


売り切れたことが余程嬉しかったのか飛び跳ねるようにはしゃぎながら笑顔で報告している。

そして、少し離れたところではディアボロが役所の手伝ってくれた人たちに手作りのおにぎりを配っている。彼らはディアボロの露出された胸や細い足に見惚れながらおにぎりにもらい、口に入れた途端すぐに吐き出していた。


「アウレリア。あのディアのテロ行為を辞めさせてやってくれ‥‥このままじゃ祭りの片付けができなくなる。」


「‥‥は、はい。」


片付けの人員不足を心配し、気を失うことを承知でディアボロからおにぎりをニヤニヤしながら受け取る男たちをアウレリアが冷たい目で静止させ、ディアボロを弥太郎の所へ連れて行こうとしている。


「な、なんであたしを止めるのよ!せっかくあたしが作った料理をあんなに欲しがってくれる人たちに出会えたのよ‥‥」


「あれはディアさんの料理目当てじゃないですからっ!」


「なによ!あたしの料理じゃなかったらなんだって言うのよ。」


無理やり連れて帰って来たアウレリアにディアボロが大きな胸を支えるように腕を組みながら怒っている。


「そ、それは‥‥その‥‥ディアさんのその‥‥」


「なによ?」


「だからその‥‥む、む、胸とかを見てる男の人ってことですよ!」


「そ、そ、そうだったの‥‥。」


アウレリアが赤面しながらディアボロ目当てで男が集まっていたことを教えると、そうとは全く思っていなかったらしくショックを受け下を向いてしまっている。


「ま、まぁ料理はすぐにはできないもんさ。真心が大切だって言うしその点は大丈夫だろ?」


「優しいのね弥太郎。お礼に今夜ベットに招待してあげるわ。」


「な、なに言ってるんですか!ダメですよ!」


今後ともよろしくお願いします。

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