第一章 エンディング
暗転した世界に深紅が出現した。
「何だ、これは?」
「ヒロインが一人死亡のため、一話がエンディングを迎えました」
「死んだ? なぜだ?」
「見てみますか?」
真っ暗な世界に映写機が出現する。
城の中らしき会議室の映像が流れだす。
会議室には、城主と生成師四人がいて会議を行っていた。
『レンが脱走した。救済しようという者はいないかね?』
しばらく時間が経過するが、誰も反応がなかった。
『レイさん、救済しないの?』
『僕はまじめにお仕事をしてるんですよ。これ以上、ペナルティなんて付いたら、教官なんてとても務まりません』
ひどい……。
『以上で会議は終了だ。では制裁を行う』
城主、ユイ、レイさんと会議室を出て行ってしまった。
『僕の時も、こういう事が会議で行われていたんですか?』
『ああ。教官になった時のために覚えておけ』
ヒスイとルネの会話を最後に映像は切れた。
「レンは!? レンはどうなるんですか!?」
「リュウセン城の墓地に魂ごと埋められて、現実世界では存在が消滅し、闇の生成師の世界では脱落した候補生として扱われます。あなたがssランクの生成に貢献しなければ、城の墓地で、再び候補生になるべく魂の修復作業が始まり、400年以上後に人間界に転生します」
俺が救わないと、レンはもう、永野輝として生き返ることはないんだな……。
「ssランクの生成を楽しみにしています」
そう告げると深紅の姿は消えた。
深い闇夜の住人たち
レンが死亡
育成教官 ユイに決定
ストーリー結末 二話マーメイドキスに移ります
二話からの追加ヒロイン
なし




