報告会、解散
俺とコウヨウが自主練のプールに向かっていると、カエデと会った。
カエデが、俺達に向けて両腕で×を作ってみせる。
……もう、例の棺おけに接近しているのか……。
俺達は西館に引き返す。
俺が今まで獲得したコイン500枚。
そのうち、200枚は消費してしまった。
ゲーム終了後に、池の畔に集まって三人で話す。
「何日ぐらい、自主練を休めば例の棺おけをやり過ごせるんだろう?」
俺は雨宮に尋ねる。
「私が見た棺おけは例の日の、前日になっていた。一週間ほどみれば、やり過ごせるんじゃないか?」
「食事三回のみか。結構きついな」
コウヨウも俺と同じペースで食事をしていた。
すでに向こうの世界ではかなり空腹だろう。
「私はコインを500持っている」
「おまえ、本当に少食だな……」
コウヨウは呆れ半分な感じの口調。
「空き時間はエネルギーを消耗しないようにテキストを見るか、寝るかしているからな」
ぶらぶら散歩したりしていないようだ。
その方が良いのは分かっていたが、ストレスがたまらないのか、雨宮?
「では1週間が経過したら、また報告会を行おう」
こうして、俺達はいったん報告会を行うのをしばらくやめる事にした。
最近、池の畔で集まっているのがかなり噂になっているようだ。
近隣校のうぐいすにまで話が知れ渡ったら困る。
こうして、俺達は解散した。




