↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/8

第6話 念動力者の素敵なお金の儲け方?

久し振りの更新ですが…。

あまりできが良くない気がする。

いつもだけど。

 先日は酷い目にあった作者です。


 今回は無事だと思います。

 多分無事でしょう。

 無事だと良いなぁ…。



 今回は超メジャーな能力、念動力者の方にインタビューです。


 念動力者、萩原宗治。

 47歳、男性で独身。職業は無職。


 …何だか余り良い感じがしませんね。


 いえいえ、きっと大丈夫でしょう。それでは向かいましょうか。

 相手の方がみえるのは名古屋栄の○○パチンコだそうです。


 …。

 ……。


 パチンコ店と念動力?

 ま、まさか犯罪がらみ…?


 ど、ど、どうしよう。


 と、とにかく本人に会ってみましょう。

 その前に…。

 逃走経路チェエックッ!!

 (15分経過)

 よし、完了。

 これで一安心です。


 さて、どこにいるんでしょうか。

 店内、すごい人数ですね。

 放送の音も騒がしくて、声も聞き取れないです。

 なかなか目的の人が…。

 …いました。

 とても目立ってます。

 あんなに高く…。

 とにかくお話を聞いてみましょうか。


 -もしもし、萩原宗治さんですか?-

 「ああん、なんか言ったか?」

 -あなたが萩原さんですか?-

 「何だって?」

 -あ・な・た・が・は・ぎ・わ・ら・さ・ん・で・す・か?- 

 「ん、ああ、そうだよ。と、悪いな、あんまり喧しいんでパチンコ玉で耳栓してた。」

 -ちょっとお話を聞きたいんですが。-

 「今、ちょうどかかってるところだからな。昼飯ん時まで待ってくれ。」

 -わかりました。-

 「じゃ、前のラーメン屋でな。この連チャンが終わったら飯にするから。」

 47分後、ラーメン屋にて。

 -ずいぶん連チャンしてましたね。-

 「まあな、こんで今日は16連チャンだよ。」

 -絶好調ですね。それも能力ですか?-

 「ん?ああ、違う、違う。たまに勘違いする奴がいるんだよ。」

 -??と言いますと?-

 「俺の能力は念動力、ってことぐらいは知ってるんだろう?」

 -ええ、まあ。その話を聞きに来たんですし。-

 「そんでな、俺は見えてる物しか動かせない。」

 -ほうほう、それで?-

 「機械の中は見えないから当たり操作なんかできない。」

 -なるほど、でも玉の操作なら…。-

 「無理。」

 -それはどうして?-

 「お前、今時のパチンコ知ってるか?」

 -そりゃ、何度かやったことありますから。-

 「あんだけ大量の玉を、目で追いながら操作するなんて事がまず無理。」

 -でも、やり方によっては…。-

 「次に、重さ的に無理。」

 -へ?-

 「パチンコ玉なんて重い物を動かせない。」

 -な、なら、どのくらいの重さなら?-

 「そうだな、昔調べた時には最高8mgだったかな?」

 -mg?gじゃなくて?-

 「そう、それも絶好調で、充分集中してそんだけ。」

 -ということは…。-

 「止まってるパチンコ玉も動かせないのにどうやって操作するんだ?」

 -じゃあ、特に念動力は活用されてないと…。情報間違いかな…。-

 「いいや、活用してるし。」

 -え?-

 「それで金もらってるし。」

 -え?え?-

 「はっきり言って、これ無いと俺、失業中だから困るし。」

 -…よく分からないんですが?-

 「え、さっきの見てなかった?」

 -さっき?萩原さんが10箱も積んでいたことですか?-

 「違う、違う。そっちじゃなくて。俺の頭の上だよ。」

 -頭の上ですか?そう言えば、ずいぶん高くなってましたね。-

 「そうそう、あれが俺の現在の収入源。」

 -すいません、よく分からないのでくわしく説明して下さい。-

 「そうか、なら、よく聞けよ…。」

 説明中。4分経過。

 -…つまり、こういうことですか?念動力で充満しているタバコの煙を動かす。-

 「そうだよ。」

 -タバコの煙ぐらい「軽い」物なら自由自在に動かせる。-

 「そう。それを使って…」

 -近所の店の看板や名物を表現する。-

 「なかなか上手かったろ?」

 -エエ、とても高い盛りのパフェを作って見えましたね。てっきり食べたいのかと…-

 「あれは隣の喫茶店のジャンボパフェだ。」

 -なるほど。-

 「おまけに、それを見に来る客が集まるからパチンコ屋も喜ぶ。」

 -ふんふん。-

 「だから、出やすい台に案内してくれるんだよ。」

 -なるほど、長く居てくれないと客寄せになりませんからね。-

 「といっても、その日の運不運があるからパチンコではなかなか稼げないけどな。」

 -え、毎回出るんじゃないんですか?-

 「そんなことすると、俺と店がグルで出玉操作してるように見えるだろ?」

 -まあ、そうですねぇ。-

 「だから、店がするのはあくまで釘の調子が良い台を紹介するだけ。」

 -後は…-

 「俺の運、だな。」

 -ちなみに昨日は?-

 「4万負けた。」

 -げぇ、シビアですね。-

 「おう、広告料の中からいくら使えるか、計算しながらだから、結構大変だぞ。」

 -大変ですね…。-

 「ちなみに、ここの店みたいに現物支給、ってとこもある。」

 -へぇ。-

 「一日一杯までタダだから、金のない時は助かってるよ。」

 -それはいいですね。-

 「連れの分までは無いから、ちゃんと金払えよ。」

 -ええ、おごりじゃないんですか?あんなに勝ってるのに?-

 「だから、昨日は負けた、って言ってんだろ!だいたい無職にたかるな!」

 -ちぇっ、ケチ。-

 「お前な…。」

 -まあ、とにかくお話ありがとうございました。-

 「おう、それじゃな。」

 2人でラーメン店を出て(もちろん作者は金を払って)別れる。




 ふう、まさか、念動力があんなに弱いとは思いませんでした。

 しかし、犯罪に関係して無くて本当によかった、よかった。

 ん、誰ですか?肩を叩くのは?

 …え?お巡りさん?なんで?

 「先程、パチンコ店の周りに不審人物が居る、という通報があってね。」

 それで?

 「裏口の場所や細い路地を確認したり、店内を窺ったりしている男が居たらしい…。」

 …えっと。

 「その人相風体が君にそっくりなんだが。」

 ま、まさか…。

 しまっったぁぁぁ!さっきの逃走経路確認か!?

 「ちょっと、署まで来てもらえんかね。」

 無実ですっ、わたしは無実なんですぅぅぅ!

 「言い訳は署で聞こうか。」


 事情説明に3時間半かかった作者であった。

 日頃の行いは大切である。

最近行ってないんですが、パチンコ店の雰囲気が伝わったでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。