覚書/恋する方言変換:花魁風
https://www.8toch.net/translate/
標準語を方言に変換するツールだ。小説を書くときに、キャラによっては、方言をつかうのだけれども、いちいち方言辞典をひくのも煩わしい。キャラに方言をつかわせるのを避けていたら、こんなツールを見つけた。さらに本ツールは、全国各都道府県別の方言まで網羅している。
例文1:
エルフ族の寿命は三百年で、サピエンス族の三倍だ。そのぶん若さも長く保っている。若々しく見える女王だが、その実、百歳を超えているはず。
ブリュンヒルドは、シグルズの耳元で、
「サピエンス族の文明よりもエルフ族のフェンサ文明のほうが古うござりんす。《災厄》さえなければ、サピエンス族など根絶やしにできんしたのにな。ここ数百年で、畜人・サピエンス族が、エルフ族に対して優位になりんした。――獣姦――エルフ族とサピエンスとの混血が横行してやす。純血を尊ぶ兄は躍起となってやすが、わっちとシグルズさんとの間にどんな子が生まれるか、個人的に興味が湧きんした」
行為の最中である女王、俺、供の女子二人は、シグルズの記憶を共有することができた。――恐らくは、ブリュンヒルドの悪趣味な、精神操作系術式によるものだろう。
例文2:
それは女王ブリュンヒルドの魂魄が具現化したものだった。
「宙に漂う我が命数の残気を集めてやす。それをシグルズさんに与えんしょう」
小妖精が、男に口づけする。
例文3:
魔道人形の肩に乗った錬金術師の小妖精が、
「ねえ、ヨルムンガンドさん、考えてみると不思議じゃありんせん? 上ムスペルもそうでありんすけど、エルヘイムのエルフ族って、《森の民》って言われているわりに、ドワーフ族みたいに、岩をくりぬいた都市を築いている点で共通してやすね」
「ドヴェルグの都市は鉱山の坑道の応用からなっている。対してエルフの都市は古代フェンサ帝国の残り香で、地下都市という点は共通するが、思想形態が根本的に違う――」
ノート20240413




