覚書/キャラクターとプロットについて
Ⅰ キャラクターについて(AI)
(1) 主人公とは
・設定された状況の中で一番葛藤する
・感情が変化するのに一番時間がかかる
・楽しんでもらえる客層の幅が一番広い
・共感できる
・学ぶところがある
・応援したくなる
・最後に勝つ価値がある
・(納得できる)原始的でシンプルな動機がある
※原始的とは、原始人でもわかるような「食べたい」「生きたい」「殺したい」「ヤりたい」「守りたい」といったもの
(2)NPC(ノンプレイヤーキャラクター)とは
本来は、ロールプレイングゲームなどで、プレイヤーが操作しないキャラクターのことだ。【NPCの役割】は、お店の主人、街の通行人、敵モンスター、村人、 同行者など、空間や雰囲気づくり、ユーザに情報提供、 プレイヤーの遊びをサポートする。――ミステリでは証言者などに該当する。
(3)登場人物履歴書
(1)自作の「こういう作品を書きたい」という作品の登場人物履歴をつくる。
(2)狙っている新人賞の過去の受賞作を読む場合は「読者の立場で読まない」ことは重要。読者からみれば新人賞受賞作が既存のプロの作品より劣るのは当たり前。「自分にこれが書けるか」という観点から読む。
(3)文章だけうまくても、設定・取材・キャラ造詣がおろそかだと落とされる。
by 鈴木輝一郎 先生(@kiichiros)
Ⅱ ハリウッド脚本術『SAVE THE CAT !』
(1)雛形「ビート・シート」:
ブレイク・スナイダー・ビート・シートはストーリーに対して以下のような15のポイントを設定した。
01.オープニング・イメージ(1):作品全体のスタイル・雰囲気
02.テーマの提示(5):脚本家の論点や主張
03.セットアップ(1-10):作品の導入部。メインキャラの紹介
04.きっかけ(12):何かが起こる最高の瞬間
05.悩みのとき(12-25):主人公が何かしらの疑問を抱く
06.第1ターニング・ポイント:主人公が明確な意志をもって次の段階に進む
07.サブ・プロット(Bストーリー)(30):ちょっとした場面転換・息抜き
08.お楽しみ(30-55):観客に対してお約束を果たす場
09.ミッド・ポイント(55):主人公が絶好調になる
10.迫り来る悪い奴ら(55-75):悪い奴らがパワーアップして再びやって来る
11.すべてを失って(75):絶不調・死の気配
12.心の暗闇(75-85):悟りのシーン
13.第二ターニング・ポイント(85):主人公が解決策を見出す
14.フィナーレ(85-110):結末。主人公の勝利
15.ファイナル・イメージ(110):本物の変化を見せる場
※( )内は想定されるページ数。
1枚1分で120分の映画という想定なのだろう。
(2) 全9章版(短編仕様)試案
1オープニング・雰囲気
2テーマ、セットアップ(導入部。人物紹介)
3きっかけ、疑問をもつ
4第1ターニング・ポイント(主人公が明確な意志をもって次の段階に進む)
5場面転換・息抜き、お約束
6ミッド・ポイント(主人公が絶好調)、迫り来る悪(悪い奴らパワーアップ)
7すべて失って(絶不調・死の気配)、心の暗闇(悟り)
8第二ターニング・ポイント(主人公が解決策を見出す)
9フィナーレ(結末。主人公の勝利) ファイナル・イメージ(本物の変化を見せる場)
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