次回予告
「秋保ちゃん。怪我の具合はどう?」
マスターが訊ねてきた。
「もう大丈夫。今から依頼人に会う約束なのよ」
「警部。被害者が死亡しました」
事件のあった現場に、若い刑事が飛び込んできた。部屋の中には、まだ、男の死体が転がっている。
「被害者は二人になったか。死因は?」
「レイか……」
アルセクトが振り返る。
「お前も、ヤツを追っているのか?」
「今回は強力せぬぞ。美月の仇は……」
「それは、こっちのセリフだ」
闇の中に、女の白い肢体が浮ぶ。金糸のような髪が、彼女の動きに合わせて揺れた。
「はぅっ、あっ、ああっ、イイっ、お、美味しいわっ、あなた」
男の上にまたがった、女の腰が跳ねる。
「た、助け、て……くれ」
男が、途切れ途切れに言った。女の顔に笑みが浮んだ。
「だ、だめよ。あっ、あう、私を、満足させるまで許してあげない」
「あなたは、いらないわ。バイバイ」
くびに当てられていた女の手が、すっと横に引かれた。
喉から熱いものが込み上げてきて、視界が赤く染まる。
喉に手を当てると、鮮血が噴出していた。
ヴァンパイアハンター日誌、第2話。
『金髪のヴァンパイア』
近日公開予定。
ヴァンパイアハンター日誌 第1部を、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
そして物語は第2部『金髪のヴァンパイア』に続きます。次回作は、ちょっとだけ残虐描写とエロスがふくまれる予定です(笑
いやー、ヴァンパイアものを書くなら、適度なエロスは欠かせないでしょう(笑
でも、全年齢対応ですよ。
そして純粋なアクションシーンも増えて、読み応えも当社比2倍の予定でお送りします。
では、次回作もお付き合いお願いします。
この物語にお付き合いしてくれたすべての方に感謝を。




