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第19話「ピットイン」

レースは20周目。


ピットインするチームが出始める。


『飛花、今永野がピットに入ってきた。次の周で松下を入れる。最後にお前が入る、いいな』

「了解」


現在の首位は松下。

その後ろを離れて飛花が追いかける。

飛花は松下のペースに合わせて走るので2台はまとまって走っている。



最終コーナーに差し掛かった時、前を走っていたマシンが視界からいなくなる。


松下の20号車はピットレーンに入っていった。

これにより、一時的に飛花が首位になる。


『今1位、1位だ。』

「了解、了解。」

『この周ピットインするよ。この周ピットイン。』



76号車が疾走していく。


「私、このまま勝てるよね。」

突然そんな考えにとらわれる。

もし、クラッシュしたら?もしタイヤがバーストしたら?もしパワーユニットが燃えたら?



「ダメダメ。私は絶対1位になるの。私ならできる。」

もう一度アクセルを深く踏み込む。





ピットレーンへと向かう。

『ミディアムに変えるよ。』

「りょーかい」


ピットイン。

タイヤ交換が始まる。


1.99秒。

その一瞬で作業を終える。


そのままマシンが発進する。



『ここから先、1位を追いかけるんだ。』

「攻めるよ。なんかあっても文句言わないでね、兄ちゃん。」

『あぁ、お前が満足行くまで攻めろ。』

「了解」



さっきふと考えたことを置き去りにするように1位を追いかける。

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