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オンリーガイ

忘れれらないシーンがある。


「何が創世王だ!バカ!!役立たず!!!」


誰もいない廃墟の街で、男は、そう言って泣き叫ぶ。


時が流れて、やさくれた男は、とある、はしゃぐ遠い街角でファストフードの店で、一人ブツブツ言いながら食べる。


「老若男女、愛していたんだ…!」


ギャルっぽい女性陣の笑い声が聞こえ、男はピキーンとなり、ケッ!と店を出ると、


「もう少しスマートになれば、男は寄ってくるだろうよ…でも、それが旨いものが溢れている、この国では、無理だろうがな…」


と、店を出ると、

たまたま小一くらいの女の子が足早に彼の前を笑顔で掛けていき、

大きくなっても、そうあってほしい!と男は突発的に、そう思う。

家族と合流した、その女の子がゆく道を逆方向に男は歩き出すと、

眼鏡を掛けた少年が、ただ真っ直ぐに、男の脇を抜けて行く。


思わず振り向く男は、

(この街は、…この街は、まさか!?)

と、辺りをグルリと見回すと…


男は、走り出した。


色んな人達がいる。

確かに、そこに彼らは、いた。

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