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三秒前と、お別れしよう  作者: 優衣羽
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最近の話と希望の話


希望という物を体現するとするのなら、それは別れを惜しみつつも前を向ける人を言うのだろう




って言ってるけど、まあ久々に書きました。梅雨はやる気が下がるから駄目だよね、このシーズンが一番嫌いかもしれないです。寒い日よりも苦手かもしれない。節々が痛くなるのはしんどいです。そう、しんどい。だからやる気がなくなるんですけど、でもこれを越したら先に進めるので頑張っていきたい所存です。それだけ。


多くの人から温かい言葉を頂けるようになって随分と時間が経ちました。一つの作品が世に出てから次が出せるのか不安で不安で堪らなかったりします。可能な限りは頑張るつもりだけど、次がなかったら本当にごめん。謝るしかないです。でも一度出来たことはもう一度出来るはずなので気合入れていきます。なので暇なら定期的に褒めてください。頑張るかもしれません。


僕は結局かなりの自由人で好き勝手に生きたい人なので義務になるとしんどくなって書けなくなるのです。駄目駄目です。でも書く。書いていきます。それしかないって分かってるので。


感動を届けたいわけじゃなかった。誰かに後悔するなと言いたかっただけ。それがここまで遠くまで来るなんて思わなかった。もしかしたらすぐ近くにいるのかもしれないし、思っているよりも遠くなのかもしれない。距離なんて分からない。僕が測るものではなく周りが勝手に決めるものだ。


まあ残念なことにどれだけ頑張って書いても、僕の後悔は消えなくて、僕の人嫌いも消えそうにないんだけど優しくしてくれた人たちには愛を返していきたいなと思ってる。今日も腹立つっていうか、こいつ僕の前でそれやるんか?みたいなことがあったんだけど、元気に生きてます。困ったら脳内にピッピロピーって流すことによって事なきを得ています。全てがどうでもよくなるからおすすめです。


さて、突然だけど、希望ってどういう風に見える?どんな色に見える?黄色の中に白い光が見えるような書き方が希望なのだろうけど、僕にとっての希望って透明だ。むしろ灰色。くしゃくしゃになった紙の隅に書かれた最後の本音。一言の弱音だけ握りしめたものだと思う。


でも希望を体現するのなら、きっとそれは別れをしっかり受け入れて前を向ける人なのだろう。その先の未来に光を見いだせる目を持った人なのだろう。目が眩んでしまうような純粋さを持った人が希望を見出せるのだと思う。それは誰にでも出来ることではない。選ばれた人にしか出来ない。希望は透明な水のようで悲しみをまとっている。


これから先の人生に希望を見出せるかと言われたら素直に頷けないのが僕だ。だってそうだろう。マイナス思考でも何でもない。今が全てだ。僕らは未来を見ることが出来ない。この先どれだけの悲しみが待ち受けていたとしても僕らはそれを知らないままなのだ。


人生が三十年で終わればいい。そしたら後数年が僕の寿命だ。何でもやるだろう。好きなことをして好きな場所に行くだろう。周りのことなんて気にせずに自由に生きるだろう。でもそうじゃないから自由に生きられないのであって、昔のミュージシャンが二十七で死んでいったようにある一定の燃え尽きがあればいい。人生の重みは長さで決まるわけじゃない。どれだけ駆け抜けたかだ。


そう考えると僕は多分まだまだ駆け抜けられていないから駄目なんだろうなと思う。燃え尽きた人が先に死ぬのなら僕はまだ小さなマッチの火くらいだろうから。


いつか、燃え尽きていい人生だったと言える日がくればいい。今までの悲しみも妬み嫉みも羨望も傷も何もかも、それでよかったと笑える日がくればいい。幸せになればいい。君は幸せになるために生きなくてはいけないと、言われる日が来たのなら僕は無我夢中で生にしがみついて終わらせるだろう。


希望は君の中にあるか。

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