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惨劇の終わり


13時20分



菅谷「校長!いや、叔父さん!何と言おうと帰らしてもらうぜ」


菅谷は真っ先に体育館を出ようとするがいつの間やら両足が無くなっていた。


菅谷「なんだと…」


校長「元々誰一人帰す気はない」


先程まで校長の膝の上にいた猫が消えていた。


菅谷「ちょっと待て!俺は甥っ子だぞ!俺を殺すのか?それはお前のエゴじゃないのか?」


校長「所詮は三頭身、いや三親等だ」


校長が指をパチンと鳴らすと菅谷は首だけの姿になった。


佐々木「!?」


菊山「上だ!天井に猫がいるぞ!あいつの仕業だ!」


見上げると、天井に重力を無視して猫が張り付いている。


校長「私のペットのパンプキン・フランケン・エチルアルコール・白蓮の騎士・ギガントヴォルケーノ・犬山ポップコーン丸ちゃんだ」


パンプキン・フランケン・エチルアルコール・白蓮の騎士・ギガントヴォルケーノ・犬山ポップコーン丸(以下ギガ)「みゃー」


校長「お前達には餌になってもらおう」


長堀「ど、どぅするぅ→!?」


菊山「谷島さん!ねこはペットショップで数万円で売られてるよ!」


谷島「まじで!?」


谷島さんは猪狩先生の刀と高原先生の拳銃を持ち、壁をかけ登り突進する。が、瞬く間に谷島さんの四肢は消え去っていた。


谷島「こいつ速い…!目測で反復横飛び160回とみた!」


谷島さんは天井から落下すると息絶えた。


菊山「馬鹿な!あの谷島さんが!?」


校長「フハハハ!!パンプキン(以下略)ちゃんは2秒で教員達を殺した実力だぞ!永村一族なんぞ取るに足らん!最強の生物なのだ!」


ギガ「みゃー」


校長「!?」


ギガは天井から校長先生に向かってロケットのように突っ込むと、そのまま校長先生の身体中を喰らい始めた。


校長「ぐああ!何をする!」


ギガ「みゃー(私の本名は竹柿トメ男です。最初に言いましたね。私の名前を1000回間違えて呼んだら殺すと。今のが1000回目です)」


菊山「よく分からんが今の内に逃げるぞ!!」


三人は体育館を後にした。



生存 3人








追記



13時45分、三人は全速力で学校を離れた後、歩きながら話していた。



菊山「佐々木さん、撃たれた足は大丈夫か?」


佐々木「えぇなんとか」


長堀「で、これからどぅするぅ→?」


菊山「そうだな…とりあえず転校先を探すしかなさそうだな」


佐々木「!?……今、何か聞こえなかった?」


菊山「?…いや別に」


佐々木「ああそう」



佐々木は幻聴だと思ったが違った。数百m離れた所で三人を見つめる影があった。




「みゃー」






生き残り 0人(1匹)




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