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緊急集会 2


13時10分、両サイドの状況はまったく異なっていた。



菊山「なかなか粘るな、刀一本のクセに」


猪狩「くっ!」


小野さんの左胸を貫通した刀は菅谷の死体硬質化の呪文により抜けなくなっていた。永続的な呪文は術者を倒せば解けるが、菅谷は校長の甥っ子による七光りがあり、猪狩先生は下手に手を出せない。


鳴沢「刀一本じゃ大したことねーな」


鳴沢は弓矢で猪狩先生を狙い撃ちする。猪狩は菊山と鳴沢の攻撃を避けるので精一杯だった。



高原「妙な動きをしたら撃つぜ」


尾形(あいつの早撃ちじゃ、誰も攻撃はおろか動くことさえ出来ない…一体どうすれば…)


するとあま色の長い髪をもつ佐々木さんが動いた。佐々木さんは出入口を目指して走り、あま色の長い髪を風が優しく包んだ。


高原「逃がすか!」


高原先生は佐々木さんの足を撃ち、動きを止めた。だが佐々木さんは囮に過ぎなかった。本命は岸さんだ。岸さんは吹き矢を高原先生の右手に命中させる。矢には痺れ薬が塗ってあり、高原先生の拳銃は床に落ちた。


尾形「今だ!」


しかし発砲音と共に尾形、そして岸さんが床に崩れ落ちた。両者とも撃たれたのだ。いや、正確には尾形は蚊に刺され過ぎたことにより体内に未元物質が生まれ、遅効性の毒と化しそれが全身に渡り着弾前に死んだのである。


高原「俺は猪狩と同じ、二丁拳銃だ」


左手には別の拳銃が。一瞬で二人を仕留めたのだ。


鳴沢「貴様よくも岸さんを!あ、あとついでに尾形」


実は鳴沢も岸さんファンだった。標的を高原先生に定めたが、背後から攻撃をかいくぐり飛び出した猪狩先生の斬撃により鳴沢は沈んだ。


鳴沢「なに…」


猪狩「忘れたか、俺の異名、ノーデッドアングルということを」


猪狩は鳴沢の胴体を切断しとどめを刺した


菊山「く!発砲音で一瞬ひるんでしまった!こっちのペースだったのに!」


長堀「どぅするぅ→?」


菊山「何でそんな余裕なんだよ長堀さん!」


鳴沢「そうだ、谷島さん!確か高原先生は一戸建てに暮らしてて何一つ不自由なく生活してる!すなわちそこそこ貯金があるぞ!」

谷島「ま、まじかぁ!」


すると谷島さんは、くの一のように軽快な動きを披露し、高原先生の銃弾を浴びることなく後ろに回り込み、両腕を掴んだ。


鳴沢「あれ反復横飛び18回だったやつの動きじゃない!見たところ100回弱だな」


佐々木「やっぱ谷島は金がかかると違う!」


長堀「で、どぅするぅ→?」


谷島さんは高原先生の両腕を折った後、さらに両足、そして首の骨をそれぞれ逆方向に曲げ折った。高原先生は死亡した。


鳴沢「か、間接技!そしてあの動き、あいつまさか伝説の戦闘部族、永村一族の末裔か!」


猪狩「こいつ!」


鳴沢「猪狩先生もへそくりが結構多いぞ!」


谷島「!!」


谷島さんは猪狩先生の一振りを歯で受け止め、両手で肘を、両足で体を捕らえると足の指で心臓を串刺しにした。そして谷島さんは二人の教員から財布を奪った。


鳴沢「終わったな」


菊山「これで帰っていいんだな校長」


校長「ああ、だが無事に帰宅させるとは言ってないぞ…」



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