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ビルドアップ 1
なんて退屈な春休みなのだろう。早く新学期が始まって欲しい。そう思いながら須坂あかねは塾からの帰り道をブラブラと歩いていた。
あかねは地元の中学校に進まず、受験して超有名大学の一貫校に通っている。合格した時の父の笑顔は今でもよく覚えている。父は有名メーカーの人事部長で次期役員候補の一人らしい。父の出身校でもあるこの学校は高校までは女子校なので、そこは男子が苦手、というよりは毛嫌いしているあかねには大いに救いなのである。
別にL G B Tな訳ではなく。男子が近寄るとゾゾ毛が立ってしまう。そのきっかけとなった出来事は去年の夏休み。




