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「そいえば永野さんって出身どこ? 都内だよね?」
「江東区。門前仲町って知ってる?」
亜弓は驚いた表情で、
「マジ? 門仲? ならさ、『深川のクイーン』って知ってんじゃね? 丁度タメくらいじゃない?」
うわ… これまた懐かしい名前が飛び出してきたものだ…
「ああ、アイツな。同じ中学で同じクラスだったよ」
亜弓は全力で身を乗り出す。近い、顔が近すぎる…
「きゃー、アタシ憧れなんだよねー、警官隊を殴り飛ばして仲間救って〜 今でも面識あるの?」
「さあ。高校出てから地元と全く繋がってないから。今頃どうしてんのかな」
生まれ育った街に、久しく戻っていない。最後に行ったのはいつだったっけ…
「えー、いつか会わせてよー、ねーねー」
急に可愛いキャラになる亜弓にちょっと驚きながら、
「ま、いつか偶然会ったら、な」
懐かしい。何十年前の話だろう。あの時の仲間は今頃どうしているだろうー




