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SMF 7
その能力をトラは持っている。今日の練習での、ミニゲームでの一番の驚きだった。こんな子が部活レベルのサッカーをしている…
日本代表レベルを知る健太にとって、実に驚きの出来事だったのだ。
スタミナとスピードを付ければ、数年後には間違いなく年代別代表に選ばれるであろう。そうでなくとも、今後数回の試合をスカウトが見に来ていたら、必ず目をつけるであろう。
アンタの子供は、それぐらいのポテンシャルがあるんだ。
「ふーん。プロもどきの永野サンが言うなら、そーなのかもね」
「もどきって…」
「でも、どーかなー。アイツ、多分サッカー自体よりも、サッカーを一緒にやってる仲間が好きなんじゃないかな?」
健太はゴクリと唾を飲み込む。どこまでも深い透察力を示す母親。一体キミは…?




