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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第1章
44/440

CMF 7


「だって、元フロンティアのJリーガーっしょ?」


「フロンティアの前。Jでは戦ってない」


「でも城東学園でインハイ出たんでしょ?」


「ああ、まあな」


「御茶大サッカー部でユニバ出たんでしょ?」


「おお、まあな」



 俺、そんな喋ったか、昨夜? 健太ははてなマークが頭に浮かぶが、それよりもミニゲームだが久しぶりにボールを蹴れることに少し浮き足立っている。心がウキウキしている。


 やはり。俺は好きなんだ、サッカー。


 五十歳になってもこの胸のトキメキ。



「よーし、コート作れ。キーパーは交代でやるぞ。サイド出たらキックインでな!」



 足元のジョギングシューズを見下ろす。心底、スパイクが欲しくなっていた。



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