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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第1章
41/440

CMF 4


 あとの六人はどれほどやる子なのだろう。健太は彼らの足捌きに少し興味が湧いてきた。六人は皆、明らかに小学生低学年から球を扱ってきた形跡が見られる。



 中でもトラは別格であった! 



 なんだコイツ?



 全く体軸がブレずに背筋もシャンと伸びていて、姿勢が美しい。ボールはトラの意思のまま自由自在に宙を舞い、それをさも簡単そうに捌いている。



 なんでこんな奴が、こんなとこで…



 他の五人もトラほどではないが、十分街クラブレベルで活躍できそうな足捌きだ。少なくとも俺の子供の頃より遥かに上手いわ… 健太は密かに驚嘆していた。



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