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アシスト 3
トラがビクリとする。やり直すって、誰と…?
「コイツらと、家族になって、」
トラが硬直する。ケンタが、父親。オレに、父親…
「やり直し、出来るのかな…」
クイーンはタバコを口に加える。すかさず忍がそれに火を付ける。
「問題、なし。オメーら、なら。な」
「そーっすね。問題、ないっす。な、坊主っ」
忍はそう言いながらトラの頭をポンと叩く。トラは慌てて寝たふりをする。
「そっかな。そっか。うん。わかった。そっかー」
健太は何度も一人で頷く。
トラは思いがけない健太の告白に、胸がジワジワと暖かくなってくる。オレに父親… 親父… 嘘だろ、マジかよ、ホントかよ…
そんなやり取りに全く気づかず、爆睡している亜弓を見て、
「うん、コイツなら、ケンタにピッタリかもな。お似合いだよ」
健太はニッコリと笑う。




