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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第5章
351/440

インプレー 3


「姐さん… 大丈夫、かな…」


 もえが止まらぬ涙を拭いながら呟く。


「大丈夫。トラくんがなんとかするって… でも、永野サン、もしまた警察沙汰になったら、トラくん…」


「ああ、また少年院とかに入ったら… いや、それより、大怪我とかさせられたりしたら…」


 もえの悲鳴が電車の中に響き渡る。りんりんがもえをギュッと抱きしめる。



「とにかく… 亜弓さんの店に行こう。そして対策を練ろう」


「それじゃ、遅いよ… やっぱ警察に言おうよ、ね、コーチ」


「ダメだよ、そんなコトしたら、トラくん殺されちゃうよ… アイツらに… あとあかね姐さんも…」


 ヒイー もえの悲鳴が再度響き渡る。



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