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アディショナルタイム 3
蒲田南の生徒がおおお、と唸る。
「高窓宮カップ前のいい練習になりましたけど… コイツ、キライ…」
塩尻が心底いやそうな顔でトラを睨む。
「シオ、じゃあコイツがウチのボランチの底にいたら?」
塩尻の顔がパッと明るくなり、
「それ、最強でしょ! オマエ、ウチ来いよ。オレがコキ使ってやるから」
トラは塩尻をジロリと睨み、
「バーカ。オメーが俺のパシリになるんだよ。お前の守備マジで雑魚、後ろから怒鳴り散らしてやるわー」
「んぐ… んだよ、オマエだってスタミナ全然じゃねーか!」
「んがっ… オマエ、フィジカル弱すぎ。それでよく日の丸付けてんな、ウケるわー」
「ハア? てかオマエホント中三かよ? ホントは18じゃね? 住民票持ってこいっ」
「テメーこそ! 足早過ぎだろ、身体強化魔法使ってんじゃねえよコラ!」
「オメー、レントゲン写真持ってこい、骨がオリハルコンで出来てんだろ、ずりーぞ!」




