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シザース 3
「玉城さん…蒲田南、11人ピッタリですよ!」
「ベンチ、誰もいねえな…」
「よくやってますよ。彼等」
「ああ、今のところは、な」
「平谷のヤツ… あんなに楽しそうに球回しやがって……」
「ハハハ。ウチにいた頃より伸び伸び楽しそうにやってんなあ」
「あいつの遅刻癖、治ってないですかねえ?」
「もっと酷くなってたりして。それより、あの赤いの……」
「あの赤髪。よく見えてますね。コーチングも的確だ…」
「今まで何でスカウティングに引っかからなかったんだ?」
顔見知りの青年が二人に近づいてくる。




