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シザース 2
「ほお。ふむ。これは中々… 玉城、相手の公立校どこか調べてきてくれ」
「ですね… これは、ちょっと…」
どうやら周囲のスカウト達も気付き始めたようだ。目当ての慶王中ではなく、聞いた事もない大田区の公立校に、光り輝く原石がゴロゴロ転がっていることに。
「玉城さん、蒲田南中ですって」
「蒲田… 聞いた事ねえな」
「ですよn… あれー、玉城さんアイツ…」
「ぶはっ 平谷じゃねーか。アイツ他のクラブ行かねえでー」
「地元の公立入ったんですね… ったくあの天然小僧」
「ちょっと勿体なかったよな。アイツ、センスは抜群だった」
「でもねえ、遅刻はダメでしょ。しかも毎回…」
「そーだな。街クラブや部活ならともかく、ウチらJユースじゃ、な…」
「ま。どんくらい成長してるのか観てみますか」
「ああ。それよりシム、あの赤い髪のデカイ奴…」
「へーー。ほう。ほうほう。足元しっかりしてますね」
「試合、早く始まらねえかな…」




