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オーバーヘッド 5
それにしても、このB級グルメ店に先生は似合わない。健太は苦笑いしながらビールジョッキを傾ける。
周りのテーブルのおっさん、学生達がチラチラこちらをチェックしているのを感じる。見た感じはとてもアラフォーには見えない、知的クール眼鏡美女。髪の毛は少し染めているようだけれど、それがまた良い。
こんな美人は会社には殆どいなかった気がする。亜弓とは全く真逆のタイプの美人だ。
本当に、このひと月オレはどうなっちゃたんだろう。先生や亜弓のような美女がすぐそばにいるなんて…
サッカー一筋、営業一筋で生きてきた健太にとって、人生で初めて舞い上がっている。
サッカーのピッチ上以外では全く周囲が見えなかった健太が、実は学生時代からモテていたことを本人は知らない。会社に健太のファンクラブがあった事も認知していなかった。マジ、クソ野郎であった!




