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良子の父は横浜で手広く不動産業を営んでいる。その仕事を結婚当初から継いでくれないか、と言われてはいたのだが。
「それに克哉のことにしてもそう。あなたは勝手に学校を決めてしまうし、無理矢理サッカーをやらせるし。あなたは全てが自分の思う通りにならないと済まない人なのです、昔から」
いや… 学校は大学まで受験が無いから良い、と賛成してくれていたのでは… それにサッカーは克哉がしたいと言ったから…
「全然違います。学校は横浜の父の母校の附属が良いと言ったのに、勝手に東京の学校に入れてしまうし。それに克哉はサッカーがしたいだなんて、一言も言った事はありませんよ。あなたは何でもそう。自分の独りよがりを周りに押し付けてきたのです」




