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ボレーシュート 1
キャプテンの小谷からの申し出で、四時から会議室をサッカー部の為に取った一美は職員室で仕事をしていた。三年生が3人、サッカー部に急遽入部することになったので、その手続きと登録関係のものである。
一組の佐久と阿南は一美もよく知っている。二組の金は在日の生徒で体育の授業を通じて顔は知っている。
次の試合には登録できないが、もし慶王中に勝利し、第一支部の二次予選に進めば彼らは試合に出場できるのだ。
トラから送られてきた彼らのサッカー履歴に目を通す。3人とも街クラブに所属している。そのクラブがどれほど強いのか知らないが、きっと戦力となってくれるのだろう。
その3人も今日のミーティングに参加すると言う。時計を見ると十分前である。一美は席を立ち、会議室に向かった。




