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アーリークロス 5
前半、後で聞いたのだが、コーナーキックというのから頭を使って南中が得点すると、親達は一気にテンションが上がった。
前半終了まで、相手に攻められっぱなしだったようで、親達は、特に父親達は叱咤激励の言葉を大声で発していた。
後半に入っても相手の攻勢は続き、中には手を合わせている母親も散見された。後半の中頃だったろうか、親達が全員急に立ち上がったーそして、両手を上に上げ、叫ぶ
「「「「「「行けーーー」」」」」
グランドを振り返ると、二年生の茅野が一人相手ゴールを目指してドリブルをしている。一美も一気にテンションが上がり、
「行っけーーー」
そして、相手ゴールキーパーを難なくかわしてゴールを決めると、
「やったあーーーーー」
と大声で咆哮した。




