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ブロック 6
皆の話を殆ど理解できなくてキョトンとしていた一美に向かい、飯田が
「ああ、それとー、上田先生? ちょっとこちらに」
一美は席を立ち、飯田の後を追ってオフィスの倉庫部屋に歩き出す。二人は部屋に入り、飯田が部屋の電気を点灯させると、部屋の中には幾つか段ボールが積まれている。そのうちの一つを飯田は指差しながら、
「丁度、うちのユースがユニフォーム新しくしたんですよ。それで前のユニフォームが一式余っていて。これ胸にチーム名入れれば十分使えませんか?」
と言いながらガムテープを丁寧に剥がし、その中の一枚を広げて見せる。一美は目を大きく見開いて、
「ええ! 充分に使えます! はいっ!」
「よかった。ホームとアウェー、両方ありますから。どうぞ、持っていってください」




