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ディレイ 2
学生時代、あまり学業に精を出さなかったせいもあるが、健太は学校の先生が元来苦手である。在学中も、卒業後も、そしてこうして社会人になってさえも。
なので初めて一美と会ったころは本当に彼女が苦手だった。だが一美がトラと打ち解けていくに従い、健太も少しずつ一美の(人間的な)魅力に気づき始め、今やこうして近くで対面するだけでドキマギしてしまう。
一美のおかげで教師に対する潜在的な恐怖心、苦手意識もすっかりと払拭され、校内ですれ違う他の教師達とも笑顔で挨拶出来るようになったのだ。
だが、まあ健太の一美への想いは、絶対に手に入らない高嶺の花子ちゃん的なものであり。もっとわかりやすく言えば、親分の娘に目尻を垂らす若頭的な、、、




