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ローブロック 2
「なーに、トラちゃんとあかねちゃん! あんた達、付き合ってんのお?」
体をビクリと震わせるトラ。満面の笑みを浮かべるあかね。
「ほお。そいつは、そいつは」
「はは… ははは… ウソでしょ… トラ…」
「きゃあーーー アオハル、アオハルー!」
全身真っ赤になり額から汗を流しながらトラは、
「オッさん、コレ観てくれ。ミキさんうるせーよ。お袋、腹減った!」
「おばさま。私も手伝います。お料理は一通り出来ますので」
「…お母さん、と呼べ…」
「は? では、お母さま。何かお手伝いしましょうか?」
「…たま… たま…」
「はあ?」
「玉葱を… 刻んで… うっうっうっ…」
堪えきれず亜弓が顔を両手で覆う。今度はトラ、あかね、健太、そしてミキが呆然と亜弓を見つめる。
そしてミキがポツリと、
「こんな日がさ、こんなに早く来るなんてー良かったじゃない、ママ」
何だかよく分からないが、悲しみの涙では無さそうだ、トラは少しホッとするのであった。




