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トラ トラ トラ!  作者: 悠鬼由宇
第2章
116/440

オーバーラップ 3


 嘗てラグビーで鍛えた立派な体躯の須坂を見下ろしながら、トラは睨みつける。



 暫く須坂とトラは睨み合い、やがて


「社会人はな、結果が全てなんだよ」


 ポツリと須坂が溢す。


「この男が、コーチとしてしっかりと結果を出したのなら、先ほどの訂正に応じよう。それでいいかな」



 トラはニヤリと笑いながら、


「土下座、な」



 須坂は一瞬驚愕の顔を浮かべた後、ニヤリとして


「トラくん、言っただろ。結果が全てだ。結果が出たならそれに従おう。だが出なかった時はー」


「おう。コイツと一緒に、アンタに土下座してやる」


「そうか。しっかりと練習しておけよ」


「サッカーのか?」


「土下座に決まっているだろう」


「よく言うよ」



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