10年前に考えた『謎』で精神的ダメージを受けた
「メガファイア」
「精霊の加護を我らに! エレメンタルヴェール」
「紫電連撃 レイジングラッシュ!!」
「華麗なる連舞 ブレイドダンス!!」
それぞれのスキル、魔法が交差する。
連撃を倍の攻撃回数を持つスキルで相殺し、
さらにエレメンタルヴェールにより魔法耐性が上がった俺は・・・
「こっちを向けぇぇぇぇ プロヴォーーーグ!」
ヘイト値を上げるスキルを使い、『魔王』の攻撃も集中させる。
その間に火燐が極大魔法の詠唱に入る。
5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・ゼロ!
「おっけー! 詠唱完了!」
「敵を包め紅蓮なる業火 テラブレイズ!!」
火燐より放たれた業火は『厨二病』と『魔王』を包み込む。
・・・しかし、これはフェイント!
炎も収まらぬ中、俺は『厨二病』に切り込む。
「スタンコンサイド!」
攻撃が当たった対象を気絶状態にするスキルだ。
「火燐ッ!!」
「やぁぁぁぁぁっぁぁ」
『華恋鳳凰”結”』を振りかざし、『厨二病』を殴りつける。
補助スキルを受け、ヘイト値を上げるスキルを使い極大魔法の時間稼ぎをし、
さらには、テラブレイズを目くらましにして、スタンを誘発するスキルを叩き込み・・・
・・・本命は火燐の華恋鳳凰”結”の攻撃を受けさせての強制封印解除。
しかし・・・
「はぁぁぁぁぁぁっ バーストッ!」
『厨二病』は、緊急回避用のスキルで火燐を吹き飛ばす。
気絶耐性!?
読まれていた!?
何故此処まで俺達の思考が読める!?
・・・そもそも、俺専用の装備が持てたり、スキル構成も同じ。
・・・
・・・
・・・結論はひとつ。
「火燐・・・」
「『厨二病』の正体が分かった。」
「え?」
「アイツは・・・」
「アイツは・・・俺だ!」




