10年前に考えた『黒歴史』で精神的ダメージを受けた
「アイツは・・・俺だ」
「え?」
「それってどういう・・・」
テラブレイズの爆炎による煙がはれ、『厨二病』と『魔王』が姿を現す。
「そのまんまだ。」
「アイツ・・・『厨二病』こと『仮面”ペルソナ”』は、10年前の・・・」
「・・・10年前の『厨二病』全盛期の俺だ!!」
言うと、『厨二病』こと『仮面”ペルソナ”』は仮面をはずす。
「やっと気が付いたようだな」
そもそも、ちょっと考えれば気付いていたハズなのである。
俺にしか出来ない(設定)事が出来るのだから。
では、何の為に仮面を付けて敵対したのか。
それは、おそらく・・・
「どうだ?ヌルゲーじゃなかったろう?」
「『2つの名』を持ち、英雄と呼ばれ、ソロで『魔王城』に挑めるような廃人。」
「何処かに感じていた、作業感と惰性。」
「ああ、わくわくした。」
「どうやって切り抜けようか、何が有効か、連携は?」
「それは、パワープレイで何とかなるヌルゲーじゃなく・・・」
「・・・MMOの楽しみだ。」
「・・・まあ、大人数じゃなく2人だけどね。」
それは、俺達が忘れていたものを教えてくれた。
「正体はわかったけど、まだやる訳?」
「いや、俺の件は終わり。」
忘れていたが、『仮面』自体が俺の黒歴史アイテムだ。
あの『仮面』を装備するとステータスが大幅に上がるが・・・
「正体がバレると死ぬ。」
「それがこの『仮面』の効果だ」
まあ、この世界死んでも教会で生き返るんだがな()
「楽しかったぜ? 俺。」
「ああ、俺もだ。」
『厨二病』こと『仮面”ペルソナ”』こと『10年前の俺』は光となって消えた。
その場に『封印武器』を残して・・・
「いくぞ火燐っ」
「最後の仕上げだ。」
「おっけー凍夜兄ぃ!」
俺達は2つの『封印武器』を合わせ、『封印』を解く!
「『覇皇龍斬剣”皇”』!!」
「『華恋鳳凰”結婚”』!!」
何故に結婚なんだ妹よ・・・
・・・深く考えないことにしよう・・・うん・・・
俺達は『魔王』を倒すために、それぞれの『封印武器』による『俺(私)が考えた最強技』を放つ!
・・・技名? 恥ずかしくて言えるか!!
『魔王』を倒した俺達を光が包む。
『黒歴史ノート』の事柄を終えた俺達は現実世界に帰れるのだろう・・・
そして・・・
見知った天井。
ベットの中。
「夢オチかよ!!」
そんな2人の叫びが聞こえたと言う・・・




