表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/49

13話:うわーっ!

「どうしたんだ、イートン令息、大声を出して」


「キャンデル伯爵令嬢が、この木の枝でアナを襲おうとしたんだ!」


 弁明をしたいのに、声が出ない。

 これではセシリオに疑われ、嫌われてしまう――!


「イートン令息。キャンデル伯爵令嬢は君の婚約者だろう? なぜ彼女を敬称で呼び、ディアス男爵令嬢をファーストネームで呼ぶんだ? 普通は逆だろう? それでこんな木の枝で襲う? 相手は子ヤギではないんだ。攻撃するというなら、もう少し太くて大きな枝にするのでは?」


 セシリオは落ち着いた声でそう言うと、チラッと私を見てからアナに声をかけた。


「ディアス男爵令嬢、こっちにき」


 そこで言葉を切ると、セシリオは「ディアス男爵令嬢、後ろを向いてください。背中をこちらへ向けていただけますか」と叫んだ。


「は、はいっ」と応じたアナがこちらへ背中を向けると。


「なっ! アナ、背中に蜘蛛がいるぞ!」


 ジャレッドが叫んだ。


「キャンデル伯爵令嬢は、この蜘蛛を払おうとしたのでは?」


「何!?」


「ほら、彼女から手を離して」


 セシリオがジャレッドの腕を掴み、ようやく私の手が開放された。

 捕まれた手首は赤くなっていたが、私はこの場を収めようと、手を動かす。


 つまり頭に載せることを諦め、蜘蛛を追い払おうとしたのだけど――。


「あっ!」


 見事な放物線を描き、蜘蛛はジャレッドの頭に着地した。


「うわーっ、蜘蛛は嫌いなんだ!」


 ジャレッドは素早くハンカチを取り出し、それで頭の蜘蛛を払った。

 するとその蜘蛛は――。


 アナの頭に着地した。


 シ、シナリオ通りになった……!


「キャンデル伯爵令嬢、その木の枝、貸してもらえる?」

「は、はい」


 セシリオは払うのではなく、木の枝に移し、アナの頭から蜘蛛を排除することに成功した。蜘蛛は枝ごと少し離れた茂みに置くことになった。


「エール王太子殿下、ありがとうございます。キャンデル伯爵令嬢も蜘蛛に気づき、追い払おうとしてくれたのですよね。ありがとう」


 アナはニコリと笑う。ジャレッドはアナに駆け寄り「す、すまない。まさか君の方へ蜘蛛が飛んでいくとは思わなかった! ごめん!」と必死に弁明している。


「キャンデル伯爵令嬢」


「エール王太子殿下、騒ぎを起こしてしまい、申し訳ありませんでした」


大事おおごとにしたのはイートン令息だ。君は静かに蜘蛛を払おうとしていたのに。それよりも、いいかな」


 そう言うとセシリオは、優しく私の手を持ち上げる。

 そして手首が赤くなっているのを見て、ため息をはく。


「例え政略結婚でも婚約者なのに。こんなに粗暴な扱いをするなんて、許せないな」


「殿下……」


「これ、もしもに備えて持参したんだ。使って」


 セシリオがジャケットのポケットから取り出したのは、小さな丸い平べったい缶。蓋を開けると軟膏が入っている。


「ポーションだから、塗るとその赤みはすぐに引くと思う」


「! ポーションを使う程ではないですよ、殿下」


「本当にキャンデル伯爵令嬢は、謙虚だね。失礼するよ」


 そう言うとセシリオは私の手を取り、ポーションを塗ってくれた。

 スーッとひんやりして、赤みは本当に綺麗に収まっている。


「ありがとうございます」

「どういしたしまして。……苔の採取はできた?」


 セシリオはポーションを片付けながら、私に尋ねる。


「実は……まだです」

「じゃあ、そこの樹洞じゅどうの苔を採ろうか」

「はい」


 思いがけずセシリオが動いてくれたおかげで、バレずに済んだ。シナリオの強制力による嫌がらせを私がしていることを。


 それでいてシナリオ通り、アナの頭に蜘蛛は載った。蜘蛛を最終的にアナの頭から排除したのはセシリオ。本来そこは、ジャレッドがすべきことだった。だがセシリオも選ばれていないが、攻略対象の一人ではある。だからだろうか。問題なく、シナリオは次へ進んでくれた。


 そしてその後は順調に薬草を採取。

 現時点で、採取すべき薬草の三分の二が手に入っていた。

 後は昼食を食べ、午後、残りを手に入れる。それから森を出る算段だった。


 キノコや枯草に擬態している薬草はあったが、食虫植物に擬態している薬草はなし。つまりセシリオの剣が役立つ機会はなかった。これには一安心だ。


 こうしてランチタイムに突入する。


 このランチの時、アナは多めに作ってきたからと、皆に肉料理や魚料理を振る舞ってくれるのだが……。エマは「なんだかこれ、変な味がするわ」とか「美味しくない」と文句をつけ、嫌がらせをするのだ。


 これは行動ではなく、言葉にすることなので、いよいよジャレッドがほくそ笑み、セシリオが私に幻滅するだろう。そう思ったのだけど……。


「あら、本当だわ。この魚、もしかしたら傷んでいるかもしれないわ」


 アナは詫びて魚料理を皆に処分するように言う。さらに。


「やだ、本当にこれ、美味しくない。……ってごめんなさい! 実は私が作ったのだけど、塩と砂糖を入れ間違えたみたい!」


 アナは……こんなドジっ子だった!?というミスをしていたようだ。

 おかげでシナリオ通りのセリフを私は口にしたが、ジャレッドがほくそ笑むことはなく、セシリオが私に幻滅することもない。


 その一方でジャレッドは「アナはドジだな。でもそんなところも可愛いよ」と喜び、自身の持参したランチをアナに分けていた。つまり二人の仲は深まっている。


 そして――。


「なんだかあの二人が婚約しているみたいに見えるね」


 セシリオはそう言うと、アプリコットとイチジクの砂糖漬けを、私に差し出してくれた。


 なんというか、なぐさめてくれているように思える。


「ありがとうございます、エール王太子殿下」


 ランチはアナがドジっ子なおかげで、なんとか乗り越えることができた。


 だが午後は……試練が続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【一番星キラリ作品をご紹介】
●出版社特設サイトはコチラ●
バナークリックORタップで出版社特設ページへ
婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!
80ページが試し読みできる特設サイトへ
『婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!』


●終わりから始まるハッピーエンド●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢の決断
『悪役令嬢の決断』

●これぞ究極のざまぁ!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は死ぬことにした
250万PV突破『悪役令嬢は死ぬことにした』

●壮大なざまぁを仕掛けます!●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした
『婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした』

●先手必勝!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢はやられる前にやることにした
『悪役令嬢はやられる前にやることにした』

●結末を知らないまま転生●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~
『悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~』

●溺愛は求めていませんよ?●
バナークリックORタップで目次ページ
平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!
『平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!』

●コミカライズ化も決定●
バナークリックORタップで書報ページへ
断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない
ノベライズは発売中!電子書籍限定書き下ろし付き
『断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない』


●宿敵の皇太子をベッドに押し倒し――●
バナークリックORタップで目次ページ
宿敵の純潔を奪いました
『宿敵の純潔を奪いました』

●食に敏感、恋に鈍感●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした
『悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした』

●じれじれの両片想い●
バナークリックORタップで目次ページ
陛下は悪役令嬢をご所望です
『陛下は悪役令嬢をご所望です』

●ピンチの連続!でも負けない!●
バナークリックORタップで目次ページ
ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!
『ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!』

●妹の代わりに嫁いだ私は……●
バナークリックORタップで目次ページ
私の白い結婚
『私の白い結婚』

●端役過ぎて重要な情報が……●
バナークリックORタップで目次ページ
闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい
『闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい』

●隙間時間でサクサク読める●
バナークリックORタップで目次ページ
愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法
『愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法』

●続編開始●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた
『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた』もぜひお楽しみください☆

●第六章完結!●
バナークリックORタップで目次ページ
転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました
『転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました』でお待ちしています!

●第5回HJ小説大賞前期二次選考中●
⇒8/24新章スタート
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~
『悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~』は勿論ハッピーエンド!

●断罪回避の鍵はお父様!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~
『悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~ 』

●おじいさんと魔女!?●
バナークリックORタップで目次ページ
森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?
『森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?』

●第5回HJ小説大賞前期二次選考中●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~
読者様の声に応え『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~』続編公開&完結

●新作:笑えるドタバタ劇●
バナークリックORタップで目次ページ
旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~
『旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~』

●新作:もふもふも登場します●
バナークリックORタップで目次ページ
周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~
『 周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~ 』

●やがて溺愛に至る迄の物語●
バナークリックORタップで目次ページ
皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
『皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜』

●すれ違いからの溺愛エンド●
バナークリックORタップで目次ページ
わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~
『 わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~』

●表紙は蕗野冬先生の描き下ろし●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―
『悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―』

●俺様ツンデレ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される
『婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される 』

●表紙は蕗野冬先生●
バナークリックORタップで目次ページ
だから断る
『運命の相手は私ではありません!~だから断る~』はモブ転生した私が溺愛を回避しようとするお話です。

●ネトコン様から感想到着●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~
『完結●断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~』は終活で断罪回避!?

●断罪終了後シリーズ新作●
『断罪終了後の悪役令嬢はもふもふを愛でる~ざまぁするつもりはないのですが~』の目次ページへ飛びます

●ドアマット悪役令嬢第二弾●
バナークリックORタップで目次ページ
ドアマット悪役令嬢は断罪を切望する ~フラグ回避に奔走したら、とんでもない事態になりました~
『ドアマット悪役令嬢は断罪を切望する ~フラグ回避に奔走したら、とんでもない事態になりました~』はランキング2位の第二弾!

●一二三書房WEB小説大賞●
●一次選考通過●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?
『断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?』断罪終了後シリーズ第一弾。本家本元!

●本編全13話●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~
『ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~』は、騙される!

●元気とキュンと笑いをお届け!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~
『完結●悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~』は悪役令嬢の本音満載です

●悪役令嬢デビュー作●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢・乙女ゲーム
蕗野冬先生の表紙絵作品は
第4回HJ小説大賞前期の
一次選考通過作品!


●全9話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~
『完結●破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~』は浮気婚約者とチートヒロインに負けません!

●もう一つのエンディング●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~
『完結●断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~』はこんな世界線もあった!

バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』はサクッと読める全8話

●第2回ドリコムメディア大賞●
●最終選考作●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇
『【完結】断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇』もおススメです☆

●全11話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~
『絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~』はサスペンスです!?

●元祖・ヅラ魔法●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】
『悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】』はサクッと読める全5話!

●さくっと読める短編集●
バナークリックORタップで目次ページ
浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~
『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

●全12話●
バナークリックORタップで目次ページ
裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する
『完結●裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する』は初の〇〇〇作品です!

バナークリックORタップで目次ページ
完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する
『完結●完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する』
ペルソナQ、メダロットのあかうめ先生描き下ろし表紙絵

●断罪終了後シリーズ●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に覚醒した悪役令嬢、殿下の女性慣れの練習相手に?
『短編●断罪終了後に覚醒した悪役令嬢、殿下の女性慣れの練習相手に?』断罪終了後シリーズ第三弾!

●新作完結●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』はサクッと読める全8話

●じれじれ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです
『完結●聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです』
もお楽しみください!

●読み切り新作全4話●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読めます!

●ラストは仰天展開!●
バナークリックORタップで目次ページ
ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
本編全20話『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

●断罪終了後シリーズ●
バナークリックORタップで目次ページ
バナークリックORタップで目次ページ
もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!バナー
『完結●もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!』
断罪終了後シリーズ第四弾!

●全8話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~
『婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~』は雑草魂で断罪回避!

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ