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CALL  作者: スピカ
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(69)異変

 家に(ひつぎ)が運び込まれ、遺体はその中に横たえられた。

 弔問(ちょうもん)客らが訪れて、どうしてこんなに急に、と(ささや)き合った。

 実際、医者が診断はしたがその死因はいずれも不明だった。


 ところが夜中、みな寝静まった頃に異変が起こった。

 誰もいない部屋に安置されている棺の中で遺体が目を開けた。

 遺体は低い(うな)りのような(うめ)きのような声を発しながら起き上がって棺を抜け出した。

 そして辺りの(にお)いを嗅ぐように何度も伸び上がる。

 この異変はいずれの家でも起こっていた。

 遺体たちは焦点の合わない目で呼吸もしていない。勿論(もちろん)心臓だって動いていない。

 動いているのは中の魔物で、遺体は(うつわ)、実体でありミノのようなものだ。

 それらは餌、つまり人の命と負のエネルギーを探して動き出した。

 まず犠牲になるのは家の者たちだ。

 体を引きずるような動きで魔物は歩き、家人の部屋のドアを開けようとする。

 中の人はガチャガチャという音で目を覚まし、その異様さに息を飲む。

 誰だと聞いても返事は無くひたすらガチャガチャという音が続く。

 ついに家人は勇気を振り絞ってナイフを持つとドアの鍵を外す。

 途端にドアが勢いよく開けられ、家人は驚愕(きょうがく)する。

「ご主人様!?」

 魔物は呻きながら家人の肩を(つか)む。

「何を!?ひ…あぁあ!」

 家人は()すすべもなく倒れた。もう命は無い。

 魔物は恍惚(こうこつ)として家人の体をまさぐり、その中の負のエネルギー全てを吸いとった。そして次の部屋に向かう。

 次の家人も同じように死んでしまった。

 各家には10人くらい住んでいるが、魔物はそれら全てを食らい、夜明け前大人しくなり、その場の物陰にうずくまった。




 ロイの胸から身を起こしたアイルは青白くなってきた窓の光を見つめると、ベッドから降り衣服を身につける。

 夜は久方ぶりにロイと裸で交わった。

 仇討(かたきう)ちも成功したし、もう気にすることは一つもない。後は経過を見て国外に逃げるだけだ。そしたら何も気にせず暮らしていこう。二人で気の向くままに。

 ロイの前髪を()でると目を覚ました。

「おはよう」

 髪を撫でた手をとり唇を寄せる。

「何もかも上手くいく」

 そう言った。

「ああ、そうなるはずだ」

 アイルは微笑(ほほえ)んだ。

 別に性欲があって行為をしたわけではない。普通の恋人同士や仲がいいという関係を超越した仲なのだ。まさに一心同体と言っていいだろう。二人はそんな仲だ。それが、たまたま年の近い男と女だったから。

 アイルは元々高貴な性格で、ロイもどちらかといえばそうだ。気が合うのか、生まれ変わる度にロイはアイルを補佐してきた。

「共に若い今生(こんじょう)は貴重だ。大事に生きよう」





どうも今晩は!最近ドンタコスにはまったスピカです☆(いきつけの菓子屋で68円で安いから買ってみたらはまった~焼きモロコシ味が好きだ)


アイルは金髪ショートヘア(前髪長め)で、ロイは黒髪。二人共青い目で色白。てことは白人か!

アイルのが少し年上です。


昨日YouTube用に「ペガサス」「サクラ」を動画撮影自分で(スマホ)して、前に投稿してある二曲もとりなおしてみようかなと、試みまして、スピカは間違えまくるので、何度もやり直して…

でも穏やかな感じで出来ました。どの動画を投稿するか、これから選びます。時間かけて選びます。今日はこっち、と思っても明日はこっちが良く思えるかもだからね☆

(曲は、作詞作曲してみたよ☆に投稿したやつです)

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