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トンボランド

 犬のケンタと黄うさぎのミニィの2人はトンボランドがあるトンボシティの前にある15番道路を歩いています。15番道路にはトンボランドに向かう観光客で賑わっています。

ミニィは15番道路のゲートの前にある自動販売機が気になります。自動販売機には、アップルジュースやオレンジジュース、炭酸水、お茶など様々な種類の飲み物が売っています。ケンタは120円を入れました。すると、おやお金の表示させるメーターが光出したではありませんか。メーターには数字の7がどんどん出て来ています。ケンタはアップルジュースの販売ボタンを押すとガタンと音がしてアップルジュースが出てくるのでした。ペットボトルには500ml入っています。ミニィは自動販売機のメーターが気になって言います。


「ねえ、ケンちぃ見て、ゾロ目だよ。もう一本貰えるんじゃない?」


「本当だ。7が四つ揃っているよ。これは当たりだよ。」


ミニィに言われて自動販売機の方を見ると7が四つ揃いました。そして四つ揃うと、当たりました。そしてアップルジュースがもう一本出てきたのです。ケンタは自動販売機を見ると喜びました。


「おめでとうございます!もう一本当たりました!!」

自動販売機からそのような声がします。ケンタは自動販売機の中からアップルジュースを取り出しました。


「ミニィ、あげるよ。」


「うわぁ、ありがとう。頂きます。」

ケンタはミニィにもう一本のアップルジュースをあげました。ミニィはケンタから貰ったペットボトルのアップルジュースの蓋を開けます。アップルジュースの甘い味が口の中に入っていくと、ミニィはごくごくと飲み込んでいきます。アップルジュースのパッケージを見ると、どうやらトンボシティの中にあるトンボリゾートの限定のデザインです。アップルジュースはミニィの1番の好物です。そんな奇跡が起きてハッピーな1日になりそうな予感がします。早速、ミニィは言います。


「ケンちぃ、折角トンボシティに来たんだし、ここから出ているモノレールに乗って、トンボランドに行かない?トンボランドまで続いているの。」


「うん、良いね!」


「ケンちぃは暖かいなぁ!!」


そう言うと、ミニィは堂々とイチャイチャする為に、ケンタにハグをしました。ケンタもミニィに甘える為にハグをします。そう言いながら、2人はモノレールの駅に向かって歩き出しました。2人はモノレールの前に来ました。モノレールは飛行機のような形をしており独特なデザインです。シャープで尖り切った戦闘部分。モノレールに乗ると子供達がいっぱい乗っています。ミニィが座ると隣の席にリスの女の子が座っていました。リスの女の子は目の前に見えるトンボランドをワクワクな表情で見ていました。


「お姉ちゃんとお兄ちゃんは2人でトンボランドに遊びに行くの?もしかしてデート?」


「デートって言えばデートって感じになるのかな?うん、でもこのケンちゃんは友達なの。付き合ってはいないんだよ。ただの友達って感じ。でも一緒にして心地良いよ。君の名前を教えて!」


「私、レイス!今日はお友達と一緒にいっぱいいっぱい楽しく遊園地で遊ぶの!沢山の思い出を作るんだ。」


トンボランドに到着しました。早速ゲートでチケットを購入します。チケットを購入して早速パーク内のパンフレットを見ます、見ると絶叫系があるエリアはウォーターフロントというエリアです。


「ねえねえ、ミニィ、ウォーターフロントにあるジェットコースターに乗ろうよ。このジェットコースターなら思いっきり叫べるかもよ。」


「うん、良いね。」


2人はジェットコースターに並ぶと長蛇の列が出来ています。ミニィとケンタの2人はジェットコースターに乗ると一気にジェットコースターは動き出します。そして一気に上まで上昇して行きてっぺんから下降して行く瞬間にミニィは絶叫をあげるのです。ミニィはセーフティバーから手を離して両手を挙げながら、自分の顔に吹き荒れる突風によってミニィの黄毛が跳ねて行きました。その後もジェットコースターは猛スピードで回転したり、上へと登っていき滑り降りていきます。ケンタとミニィは絶叫しながらジェットコースターを楽しみました。素早く滑走しながら、元の発着場へと戻っていきます。セーフティバーが外れるとケンタとミニィは出口の方へと歩いていきました。2人がゲートを出て歩いていると、小さい女の子が手を放りながらこちらへ向かって走ってくるではありませんか。


「お姉ちゃん!お兄ちゃん!」


「あ!!レイスちゃん!またあったね!!」

ミニィはレイスの方へ走って行くとレイスを抱っこしました。リスのレイスのお母さんもいます。


「ミニィちゃんに、ケンタ君、偶然ね!これから一緒にミルキーロードに乗らない?」


「はい、僕達も良かったら、一緒に乗りたいです。」


レイスと一緒にミニィとケンタはトンボランドのミルキーロードに向かいました。ミルキーロードはトンボランドにある人気のアトラクションで子供向けの移動型アトラクションです。水の上を船で移動しながら喋るぬいぐるみを見るのです。


「ミルキーが見えるよ!ミニィお姉ちゃん!ケンタお兄ちゃん!」


「ねえ、本当だ。レイちゃん、あのミルキー手を振ってて可愛いね。」


『ミルキーウェイにようこそ』

ミルキーのぬいぐるみが出てくるとこっちを向いて喋って来ます。ぬいぐるみには電気が走っておりアニマトロニクスのようです。楽しそうなbgmがかかっておりエリアが進む毎に様々なアニマトロニクスが出て来ます。ミルキーハウスと呼ばれるエリアに来るとミルキーのお友達らがお茶会を開いています。20分程乗るとアトラクションは終了します。

ミルキーロードが終わると、レイスはお母さんの方へと走っていき、抱きつきました。相当甘えん坊なようです。

レイスを抱っこするとお母さんはレイスの頭を撫でながらよしよしとします。レイスのお母さんの名前はスカーレットと言いました。スカーレットはレモンとタロウに話しかけます。


「ごめん、ミニィちゃん、ケンタ君、ミルキーロードを一緒に乗って楽しかった?」


「はい、楽しかったです。私もこう言うアトラクション大好きなので、ケンちぃも楽しかったよね。」


「うん、楽しかったよ。ミルキーがめちゃくちゃ可愛かったよ。」


「ねえ、良かったよね。この後、一緒にご飯食べようか?」


「はい、是非!」


ミニィは言いました。スカーレットに連れられてトンボランドのレストランへとやって来ました。レストランではミルキーのカレーライスを注文しました。カレーライスが目の前に来るとケンタとミニィは可愛らしいカレーのデザインにテンションが上がりました。


「タロウ君、めちゃくちゃ可愛いよ。このカレーやばいんだけど」


「ねえ、可愛いね。ミルキーのデザインがされていて、しかもカレールーも白色が付いていてデコレーションが凄いや。」


2人はスカーレットと楽しくおしゃべりしました。ミニィは不意に立ち上がりました。そして、ケンタとレイス達に言います。


「ごめんなさい、私、トイレに行って来ます。」


「あら行ってらっしゃい。」

その隙にミニィはレストランから立ち去ると水晶を出しました。そして、時間を止めるとトンボランドの外にある駐車場を探すと、レイス達が乗っている車を見つけ出しました。そしてミニィは車の下にデージーが所持していた時限爆弾を仕掛けたのです。


「うふふ、レイスちゃん、さようなら。」


レイスとご飯を食べ終えると外に出て待っています。するとレイスのお友達がやって来ました。


「レイちゃん、探したよー!お姉ちゃん達は?」


「カリルだ!友達が出来たんだよ。ミニィお姉ちゃんとケンタお兄ちゃんだよ。」


レイスはお友達を紹介しました。レッサーパンダの女の子カリルと4人のお友達です。夜になりました。レイスとミニィとケンタはテーマパークの外でお別れをしたのです。


「ミニィお姉ちゃん、ケンタお兄ちゃん、今日は楽しかったよ。また遊ぼーね。」


「レイスちゃんもね、バイバイ。」


ミニィはレイスにハイタッチをします。続いてケンタもレイスにハイタッチをします。2人はレイスとカリル、デール、ヒール、ヒューズら、4人の子供達とバイバイしました。

そして。スカーレットは車にレイスとカリル、デール、ヒールを乗せたのです。4人はシートベルトを閉めたのです。

スカーレットが車の鍵を入れた瞬間、下についた時限爆弾が作動して車は大爆発を起こしました。あっという間に車の燃料に引火して車は激しく燃えて行くのでした。


「え?嘘だろ!!ミニィ、大変だよ!車が燃えているよ!!レイスちゃん達が!!」


「なんで、そんな事になったの!嘘でしょ!レースちゃんも、他の子達も、スカーレットさんは?」


(うふふ、炎の中で燃える子供と母親、これが私の方舟なんだから。)


消防車が駆けつけて消火活動を行いましたが、火は中々消す事が出来ません。悪夢は連続して行くのでした。

そして車に乗っていたレイス達4人の子供と母親のスカーレットの焼死体が発見されました。遺体は損傷が激しく母親のスカーレットはレイスを抱きしめるようにして亡くなっていました。






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